アイコン 追報:(株)木下真珠(兵庫)/特別清算

 

 

真珠加工販売「パールサロン神戸」の(株)木下真珠(兵庫県神戸市北区松が枝町2-18-6、代表清算人:木下一生)は4月8日、申請処理を森本純弁護士(電話06-6364-6411)ほかに一任して、神戸地方裁判所において、特別清算の開始命令を受けた。

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同社は昭和13年創業の直営店「パールサロン神戸」を有する老舗の真珠加工販売店。国内産真珠を主体に自社加工し、全国の百貨店や真珠販売店に卸し、直営店「パールサロン神戸」や展示会での販売も手がけていた。以前は45億円以上の売上高を計上していたが、消費不況や結婚式などの冠婚葬祭の簡素化が進み、売上高は減少し続け、平成27年3月期には7億円台まで売上高が減少、インバウンド効果も限られ、今年になり解散を決議していた。

追、神戸真珠は世界を魅了するもので、世界中の多くの宝飾会社の事務所が神戸の高台に陣取り、神戸の洋館を形成していた。日本の企業経済は空前の利益を計上するものの、政府の政策で国民には還元されず、消費不況は続き、一部の成金セレブ婦人たちだけでは売上高も限界、当真珠店の倒産は政治と時代の流れだろうか。国富は企業・企業家のみならず国民にあるものだが、アメリカかぶれの竹中平蔵が政治に介入して以来、企業と政治家のものになってしまった。

 

既報記事
「パールサロン神戸」(株)木下真珠(神戸)/事業停止

同社は昭和13年創業の神戸真珠の加工販売卸会社。同社は国内のアコヤ真珠を仕入れ、「パールサロン神戸」での加工販売や卸業を営み、バブル時代には40億円以上の売上高を計上していた。しかし、バブル崩壊後は、長期デフレ不況、販売不振が続いていた。最近の中国訪日客の爆買い効果も限られ、売上高は7億円台まで落ち経営不振に陥り、今回の事態に至った。

 

 
[ 2019年4月12日 ]

 

 

 

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