アイコン 3セク「名寄振興公社」の不正 一度、破綻させ再生をはかるべし 「サンピラーパーク」

 

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北海道名寄市内にあるスキー場など「北海道立サンピラーパーク」や「なよろ健康の森」の名寄市と北海道の施設の指定管理者を務める名寄市の第3セクター「名寄振興公社」は、昨年5月以降、赤字を埋め合わせるために、市や道との契約に反して、本年度に名寄市や北海道から支払われる指定管理料約1億8600万円のうち数千万円分について、受け取る権利を東京の企業に譲渡していたことが発覚している。

この問題について8月28日、名寄市議会の議員協議会が開かれ、この中で、公社から市に提出された再発防止のための経営改善計画の内容が報告された。

名寄市は、譲渡先の東京の債権買い取り業者を相手に、譲渡無効の確認と不当利得の返還を求めて、旭川地裁名寄支部に今月提訴している。

それによると公社の赤字は、
▼職員の退職が相次ぎ、退職金の支払いが嵩んだこと、
▼運営する温泉施設の燃料費の高騰などが原因で膨らみ、これを埋め合わせるため、元支配人が独断で債権を売却したという。

元支配人は2018年度、公社が市と道から受け取る予定の委託管理料の一部の債権譲渡と、その買い戻しを計8回、約1億4714万円分行っていた。これにより計556万円の手数料が業者側に渡った。また、本年度に入ってさらに6055万円の債権譲渡を行っていた。

また、元支配人が通帳や帳簿の管理を1人で行っていたため発覚が遅れたとして、
▼会計の専門家の監査を定期的に行うことや、
▼市への経営状況の報告を増やすなどの再発防止策を行うとしている。

協議会のあと会見した名寄市の加藤剛士市長は、「施設の運営が継続できるよう取り組む」と述べ、名寄振興公社に対し財政支援を行う考えを示した。
以上、

事業会社の3セクはほとんどなくなっているが、田舎ではまだあるようだ。
天下りの素人経営者がいくらやっても赤字は増えるばかり、一度潰して、施設全部を買い戻し条件付で、民間企業に売り払い、経営を任せればよい゛たろう。
万年赤字ならば、道や市が企業に対して、一定額を一定期間、運営企業に助成支援すればよい。
市の天下りや姻戚関係者、議員の関係者などを職員にしているはずだ。退職金制度も市並みだろう。
民間企業になれば、労働契約も全部変更され、再雇用されることになる。そうすれば民間企業の経営にちゃんと経営できるようになる。
東京の債権買い取り業者に対して訴訟を起こすのもよいが、問題の支配人に対して、市は刑事・民事の法的措置を取るべきではないだろうか。仲良しクラブでは市の予算がいくらあっても足りない。市や議会はなぁなぁクラブだ。

退職金そのものが支払えない財務内容であり、一度、民事再生法などで潰し、再生させるしかないと思われるが・・・。

[ 2019年8月29日 ]

 

 

 

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