不法就労学生問題で破綻の旧酒田短大4130万円で落札 酒田南高校として利用
高いか安いか酒田市の旧瑞穂学園酒田短期大学の土地建物41百万円也
留学生の多数が通学せずに首都圏などで働いていたことが問題となって経営破綻し、市税滞納を理由に酒田市が差し押さえていた旧酒田短大(山形県酒田市豊里)の土地・建物の公売で、同市南千日町の瑞相寺が4130万円で落札した。
公売は今回で7回目を数えていた。 市納税課によると、公売は1月6日に行われた。
2万6490平方メートルの土地と建物3棟は、2005年に山形地裁酒田支部による競売で市内の男性が7800万円で取得。
その後、男性の事業所が福祉施設として利用する段取りとなっていたが、固定資産税などを滞納したため、市が13年6月までに不動産を差し押さえた。
だが、またもや応札者は現れず、市は固定資産税の減免措置を受けられる学校法人や宗教法人などに絞って、応札を呼びかけていた。
同寺の斎藤善明住職は、自らが校長を務める酒田南高の施設として活用する考えを示している。市との折衝の中で、寺側は「現在の建物を改修し、庄内の地域外から入学する生徒向けの寮として整備したい」としている。
市の渡辺学・納税課長は、「学校施設として再び利用されることになり、うれしく思っている。酒田市の教育力向上に寄与してほしい」と話している。
以上、読売新聞参照
私立酒田南高校は、学校法人天真林昌学園が経営している。
なお、酒田短大の経歴を見ると
1973年 酒田短期大学に改称
1977年 入学定員を100名に縮小
1982年 学校法人天真学園と合併して「学校法人天真林昌学園」を設立
1986年 学校法人瑞穂学園設立
1987年 経営を学校法人天真林昌学園から学校法人瑞穂学園に継承。
とある。
元の経営者か何かが安く買い戻したようだ。1987年売却した理由は何だったのだろうか。
山形県酒田市豊里字下西割38番地
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土地面積
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26,49.17㎡
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(8,013坪)
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取引形態
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延床面積
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築年月日
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構 造
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建 物 ①
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3,319.20㎡
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H3年2月新築
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鉄骨造陸屋根4階建
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建 物 ②
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1,001.77㎡
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S62年5月新築
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鉄筋コンクリート造陸屋根2階建
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建 物 ③
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281.02㎡
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S62年5月新築
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鉄筋コンクリート造陸屋根平家建
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用途地域
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第1種中高層住居専用地域
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接面道路
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東 側
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幅員8m
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地 目
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宅地・原野
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(学校用地)
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建ぺい率
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60%
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容 積 率
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200%
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学 区
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西荒瀬小学校・第5中学校
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交 通
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豊里バス停より徒歩1分
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引 渡 し
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相 談
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仲介手数料
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別 途
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設 備
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公営上水道
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LPガス
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東北電力
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公共下水道接続可
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浄化槽
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備 考
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羽州浜街道沿い・旧瑞穂学園酒田短期大学
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