＜首都圏＞
２０１５年２月の首都圏中古マンション価格は、前月比＋0.9％の2,924万円と再び上昇率が拡大し、連続プラスも6ｹ月まで伸ばしている。
都県別で見ると、
東京都では＋1.3％の4,004万円と8ヶ月連続で上昇し、2008年9月以来の4,000万円超え。
神奈川県（＋0.7％、2,475万円）
埼玉県（＋0.2％、1,849万円）
でも上昇した。
一方で、千葉県（－0.4％、1,827万円）では唯一下落となった。
ただ、前年同月比では当３県は軒並みマイナスであり、明確な上昇基調の東京都とは対照的に、依然として価格の動きに力強さが見受けられない。

＜首都圏の主要都市＞
東京23区では前月比＋1.3％の4,459万円で8ヶ月連続の上昇となった。
前年同月比も＋7％超の状況が続いており、上昇トレンドの力強さが窺える。横浜市（＋0.3％、2,605万円）では小幅ながら引き続き上昇した。
さいたま市（－0.7％、2,103万円）、
千葉市（－1.0％、1,675万円）では下落となった。

＜近畿圏＞
近畿圏の平均は、前月から横ばいの1,825万円となっており、直近1年間では1,800万円台前半の水準で安定推移が続いている。
大阪府では＋0.3％の1,863万円、
兵庫県では＋0.8％の1,783万円
と、ともに前月に引き続き上昇となった。

＜中部圏＞
中部圏平均は前月比＋0.3％の1,525万円で5ヶ月連続の上昇となった。
愛知県（＋0.6％、1,603万円）では2014年10月以降、前月比・前年同月比ともプラスが続いている。
以上、