アイコン 北朝鮮 死と隣り合わせのズワイガニ漁 中国へ密輸 国連制裁下 飲食店9日が期限

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国連安全保障理事会の制裁決議で北朝鮮からの輸入が禁じられている海産物が、中朝国境に近い中国・東北部の一部の市場で販売されている。

このうち、吉林省の市場では、年明け以降も、「北朝鮮の海鮮」と書かれた看板が掲げられた売り場で、生けすに入った多くのカニが売られている。
価格は1キロ当たり、ズワイガニが日本円で約2000円、毛ガニが2700円程度で、市場の関係者によると、密輸によって入ってきた北朝鮮の海産物が取り扱われていて、ロシアから仕入れるカニの半値以下だという。

また、海産物の販売店が並ぶ吉林省にある別の通りでは、昨年8月に国連安保理の制裁決議が採択された直後は休業していたものの、その後、営業を再開した店もあるという。

貿易関係者などによると、制裁によって取引量は大幅に減ったものの、北朝鮮の漁船が海上で中国漁船に海産物を受け渡す形で密輸が行われ、主に遼寧省の東港から中国に入ってきているという。

中国政府は、制裁決議を厳格に履行する姿勢を強調しているが、密輸の取り締まりなどをどこまで徹底するのか、中国の対応に各国の視線が注がれている。

<中国の北朝鮮系飲食店・レストラン・ホテルでは>
国連の安全保障理事会の制裁決議に基づいて中国政府が9日までに国内にある北朝鮮との合弁企業などの閉鎖を求めたことを受けて、対象企業が経営するレストランの一部では休業した店舗も出ている。
遼寧省瀋陽市の代表的な北朝鮮レストラン「牡丹館」が先月末に閉店した。瀋陽で最も大きな北朝鮮レストラン『平壌館』が昨年12月初めに、遼寧省丹東の北朝鮮レストラン『柳京レストラン』が12月半ばに一時休業した」と伝えた。柳京レストラン側は、閉店するかどうかは分からないとしている。瀋陽の北朝鮮レストラン「ドンミョン館」も営業を停止する予定だという。
北朝鮮ホテルである瀋陽の「七宝山ホテル」は9日以降の予約が可能かどうかについては分からないという。
吉林省延吉市の北朝鮮ホテル・レストランの「柳京ホテル」は、日本人に名義を移して日本企業に「洗浄」して営業を続ける予定だが、同ホテルは1月6日現在営業していない。

関係者によると、レストランを運営していた企業は、今後、北朝鮮との合弁を解消したうえで、これまでと同様に北朝鮮の従業員を使って営業できる方法を模索しているという。

一方、北京の有名な北朝鮮レストラン「海棠花」、「銀畔館」、「玉流館」などは、「9日以降も予約が可能で、営業停止の計画はない」と明らかにした。
北京の消息筋によると、海棠花が設立したキムチ工場も、北朝鮮資本が投資された企業であるにもかかわらず撤収の計画はないという。
中国政府は、昨年9月、「2018年1月9日」を期限に中国内の北朝鮮企業にすべて閉鎖するよう命じている。
北朝鮮の貿易関係者は、中国当局から出て行けと言われれば従うほかないが、できるかぎり事業を続けていくとしている。

ただ制裁を強化すれば密貿易は逆に盛んになる。石油精製品にしても中朝国境線1400キロを常時監視するのは無理、国境を分ける川に消防用ホースを沈め渡せば、いくらでも密輸できる。ロシアでもしかりだ。特に制裁下の北朝鮮には高く売れることからいくらでも密輸グループが暗躍しているはずだ。両国をまたいで穴を掘っている可能性すらある。そのためにも北朝鮮は外貨が必要となる。
以上、

国連制裁前は、海外販売収益の優遇措置など一部開放経済を取り入れ始めていた金正恩の経済政策、一方で核・ミサイル開発を続け、国連制裁は過激なまでに進展、作物は不作が続き、国民経済は海上での闇取引も宇宙の偵察衛星により監視され、経済そのものが窮地に陥り、周辺国との関係も四面楚歌状態になっている。
(米国の原子力スパイ衛星は、通常エネルギーロスの少ない高い軌道を飛行させ、必要なときには低高度に移動させて撮影している。長期間飛ばし続けることができる原子力衛星のなさせる技)
北朝鮮政府は、食料不足補填と外貨稼ぎのために、軍や漁師に対して強制して寒風吹き荒れる真冬に、波・風がない日で沿岸部での漁しかできない小型木造船で、日朝境界線より南の大和堆(日本のEEZ)まで出漁させ、ズワイガニなどを密漁、しかし、多くの小型木造船が壊れ日本へ漂着している。それもほとんどが破損・無人や白骨化した遺体を乗せている。それでも帰国した漁船により水揚げされたズワイカニが中国へ密輸されている。

そうしたなか繰り出された北朝鮮の平昌冬季五輪の3段活用、韓国の文政権は飛びつき、はしゃぎ、先の中国に対する3不NO表明に見られるように、朝鮮戦争後から続いている米韓同盟すら薄氷の上に置いている。
今後、北朝鮮が韓国に対する要求をエスカレートするか、韓国は見返りに大枚をこっそり裏で渡すことになろう。
北朝鮮が昨年12月唯一来朝を許可した朝鮮天道教青友党にしても、韓国の統一部がお土産に何を持って行かせたか誰にもわからない。
それも五輪終了後に予定される米韓大規模軍事演習のキー・リゾルプに韓国軍を何ボ参加させるかで、中国も北朝鮮も韓国政府に対する態度を決定するものと見られる。昨年3月のキー・リゾルプでは韓国軍だけで30万人も動員していた。
文政権は、中国や北朝鮮に対しては、自ら首を絞める動きをしているようだ。
ただ、今回の北朝鮮の平昌五輪に参加するためだけの会談に対しては異論はない。

66年間以上にわたり韓国は幼児のときから反日教育を徹底しているが、北朝鮮は韓国を米国の傀儡政権として反米・反韓教育を徹底し、水と油の関係にあるのは民族統一以前の問題。
韓国がどうのこうの言うのならば、中国にいる500万人ともされる朝鮮族(旧扶余国など)も民族統一を図る必要が生じてくる。日本が朝鮮を統治するまで中国の冊封国=属国であった李氏朝鮮時代、中国が許すわけがない。
 

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[ 2018年1月 9日 ]

 

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