アイコン DMM.comとUPQ販売の50/65インチ4Kに虚偽の表示法違反

 

 

当2製品では倍速駆動と記載していたが、実際は倍速駆動にはなっていなかった。
消費者庁は29日、株式会社DMM.com及び株式会社UPQに対し、両社がそれぞれ 供給する液晶ディスプレイに係る表示について、景品表示法に違反する行為(同法 第5条第1号(優良誤認)に該当)が認められたことから、同法第7条第1項の規 定に基づき、それぞれ措置命令を行った。

なお、DMM.comでは、申し出のあった人に対しては返金しているという。

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<違反行為者の概要>
1 DMM.com(販売)
名称:株式会社DMM.com
所在地:東京都港区六本木三丁目2番1号
代表者:代表取締役 片桐孝憲
設立年月:平成11年11月
資本金:1000万円(平成30年3月現在)

2、UPQ (製造元)
名称:株式会社UPQ
所在地:東京都文京区湯島三丁目14番9号湯島ビル
代表者:代表取締役 石井 優子
設立年月:平成27年7月
資本金:100万円(平成30年3月現在)

<措置命令の概要>
DMM.com
対象商品:「DMM.make 50インチ 4Kディスプレイ」と称する液晶ディスプレイ及び「DMM.make 65インチ 4Kディスプレイ」と称する液晶ディスプレイ(本件2商品)

<表示内容>
次のとおり記載することにより、あたかも、本件2商品の各商品が、前後のフレームから中間的なフレームを新たに生成し、映像を補完する倍速駆動と称する技術により、1秒間に60フレームで構成される映像を1秒間に120フレームで構成されるより滑らかな映像にして映し出す機能 を具備しているかのように示す表示をしていた。
1、「4K/60p,120Hz駆動,HDCP2.2対応の50/65 インチ 4Kディスプレイをお求めやすい価格でご提供。」と記載
2、「4K/60p入力に対応 さらに120Hz倍速駆動で、4K映像 をなめらかに!」と記載
3、「1秒間に60フレームの4K映像を表示する4K/60pに対応。 さらに120Hz駆動でフレームを補完し、よりなめらかな映像を映し 出します。」と記載
4、「4K/60p(1秒間に60フレーム)」、「前後から予測して新しい映像を生成」、「120Hz倍速駆動(1秒間に120フレーム)」及び「滑らかな映像表示」と付記された3枚の画像のそれぞれの間に新たな画像が差し込まれ合計5枚の画像となることを示す図を掲載していた。

<実際>
本件2商品の各商品は、1秒間に60フレームで構成される映像を1秒間 に120フレームで構成される映像にして映し出す機能を具備していなか った。

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[ 2018年3月30日 ]

 

 

 

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