アイコン タイで麻薬運送トラック摘発 788キロ+錠剤1千万錠 過去最大

 

 

タイの当局は3日、北部チエンラーイ県でトラックに積まれた「クリスタル・メス(=ヒロポン)」と呼ばれる覚醒剤788キロとアンフェタミン錠剤約1000万錠を押収したと発表した。
同国で摘発された薬物の量としては過去最大規模となる。
摘発は麻薬当局と軍と警察が共同で実施した。押収物はトラックで運送中で、ティーバッグの中や肥料の包みの中に隠されていたという。

これらの禁止薬物の背後には「14K」と呼ばれる犯罪組織がいると麻薬取締局ではみている。今回押収した全薬物の末端価格は5500万ドル(約59億円)に相当するという。

タイ当局は3月25日から4月1日まで、麻薬取引を標的にした大がかりな摘発を行ってきた。この間に押収したクリスタル・メスやマリフアナなどの薬物量は数千キロに上る。一連の摘発により、容疑者11人の身柄が拘束された。

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ただ、国連薬物犯罪事務所の東南アジア地域代表を務めるジェレミー・ダグラス氏は、相次ぐ大規模な取り締まりにもかかわらずタイ国内の薬物問題は深刻化の一途をたどっていると指摘。「問題の終わりが見えない。地域の各国が連携してこの流れを食い止めなければ、今後も摘発が繰り返され、薬物の生産と需要は伸び続けるだろう」と警鐘を鳴らしている。

そのうえで「警察の対応は、後手に回っている」とし、組織犯罪への処罰を再検討するなどして薬物の供給源そのものへの対策を講じるべきだとの認識を示した。

2016年から17年にかけ、タイ当局が押収したクリスタル・メスの量は630キロから4,160キロと5倍以上に膨れ上がっている。
以上、CNN参照

ヤクにはまるのは至って簡単なこと。自制心が強く求められる。特に麻薬は常習性があり、精神までも破壊尽くす。アメリカではヤク中毒者が浮浪者が集まる一帯ではゴロゴロしているという。
最近では常習性がないとされ、スペインやカナダ・米国の州など世界各国で解禁されつつある大麻も常習性が指摘されている。

アメリカでは上場の医薬品会社が製造する「(アヘンを原料とする)オピオイド系鎮痛剤」を、会社が全国の医師たちを抱き込み、一般患者に処方させ、1000万人が処方続け、うち200万人が中毒者になり、医薬品会社が摘発された。手に入らなくなった中毒患者が、麻薬や粗悪品に手を出しているという。
アメリカで4月2日の報道では、シカゴ周辺で、偽大麻とされ、コンビニや通販でも販売されているという「合成カンナビノイド」の使用に関連して56人が激しい出血の症状に見舞われ、うち2人が死亡しているニュースも流れている。

アヘンの原料となるケシは、アフガン・中央アジア・ミャンマー北部・タイ北部などで栽培地され、世界へ供給されている。
コカインの原料は、中南米のコカノキで、メキシコからコロンビアなどで栽培され・精製されて米国へ密輸されている。(コカ・コーラにはコカインが1903年まで入っていたことでも知られる)
豪州産のレッドブル・コーラから微量のコカイン成分が検出されていた。

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[ 2018年4月 5日 ]

 

 

 

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