LINEの親会社「ネイバー」を世論操作と朝鮮日報が猛批判
朝鮮日報は、韓国の大手ポータルサイト、ネイバーのリアルタイム急上昇検索ワードに「チョ・ヒョンミン」(水掛け姫/大韓航空元専務)が11位で初めて登場し、わずか5分後に1位に上昇した。
チョ氏が検索ワード1位になると、ネイバーは1時間以内に関連記事約530件を掲載した。
それには、今回の事件とは無関係の過去の記事だけでなく、事実確認が難しいうわさも多数含まれていた。
ブログにもチョ氏を違反する内容の記事が100件以上掲載された。
リアルタイム検索機能では、コメントを閲覧できるようになっており、そこには中傷に近い批判コメント約1万件が付いた。
ネイバーはわずか1時間でチョ氏に対する「世論裁判」を終えてしまった格好。
<極端な世論に集中する検索メカニズム>
ポータルサイトがリアルタイム検索を武器に世論を左右しているとの指摘がある。
ポータルサイトのリアルタイム検索順位が世論を極端な方向へ誘導しているにもかかわらず、ポータルサイトは「ニュースを流通させているだけだ」とし、批判をかわす。
ポータルサイトは、世論の偏重を加速させ、さらにはでっち上げのフェイクニュースが出回るルートの役割を果たしているのに、何の責任も取らないと指摘されている。
すでに世界的にも問題となっている。
米大統領選挙では、選挙ITコンサル会社が、フェースブックから盗んだ8000万人分のアカウントを利用して、アカウントの記事の内容をAIで判断、適した内容の記事広告などを貼り付け世論誘導操作していたことが発覚している。見事成功させている。
水かけ姫のチョ氏は警察の召還を受け、1日午前10時ころ出頭している。