アイコン 中国「中国台湾」表記命令・赤く塗れと 世界の航空会社に 米政府抗議・中国反論

 

 

米国は米議員たちも台湾へ渡航することができる法律を作った。中国政府は猛反発したが反発だけ。台湾の若い人たちの多くが中国からの完全なる独立を希望している。

台湾は民族ともども元々独立した島、中国が清時代に占領し、漢民族を当地のため送り込んだが、それまで漢民族はほとんどいなかったとされる。台湾の独立運動派と中国への迎合主義派の戦いは、台湾族と漢民族の戦いでもある。

中国で自治国であったウイグル族のウイグルもチベット族のチベットも、中国政府は漢民族を大量に送り込み、すでに自治政府は崩壊し、漢民族の完全な支配下に置かれている。中国の漢民族は中国共産党が独裁して支配し、宗教さえ大弾圧、冒涜の限りを尽くしている。

米ホワイトハウスは5日、中国が米国を含む民間航空会社に台湾を中国の一部として表記するよう強制しているとして、「全体主義的なばかげた行為だ。威嚇と抑圧をやめるよう求める」と抗議する声明を発表した。

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声明によると、中国民用航空局は4月25日付で、世界36の航空会社に書簡を送付。台湾や香港、マカオが中国の一部であることを明確にするよう、ウェブサイト上などの表記改善を求めた。
米紙ワシントン・ポストが報じた米ユナイテッド航空宛ての書簡によると、中国当局は「台湾」の表記を「中国台湾」などに改め、地図上で台湾を中国本土と同じ色で扱うよう要求し、「5月25日までに改善されなければ行政処分を科す」と警告しているという。

サンダース米大統領報道官名で出された5日の声明は、中国の要求を「米国企業や米国民に自国の政治的立場を押し付ける中国共産党の近年顕著な傾向」と指摘。「検閲と『(中国にとっての)政治的正しさ』の輸出には抵抗しなければならない」と述べ、米政府として容認しない姿勢を鮮明にした。

<中国の反論>
それに対して中国外務省の耿爽・副報道局長は6日、「世界には一つの中国しかなく、香港、マカオ、台湾地区は中国領土の分割できない一部である客観的事実は変えられない」とする談話を出した。
中国が各国航空会社に台湾の表記で国扱いしないよう求めているとして、米政府が発表した抗議声明に対して反論した。
以上、

日本が尖閣諸島の国有化し、中国は防空識別圏を東シナ海で日本近海まで設定した。これに対して、経済優先のオバマは中国まで出かけて中国から経済で脅されたのか黙認して帰ってしまった。その延長線上に国際法違反の中国による南シナ海の埋め立て問題が発生した。しかし、オバマはこれまた黙認、軍部の圧力によりやっと動いたが、すでに7島も埋め立てられ、建設中の滑走路や建物を自由の航行作戦とやらで、指をくわえ艦艇から見守るだけでしかなかった。いまやグアム米軍基地や太平洋艦隊を威嚇するミサイル基地に変貌している。

こうした中国の軍事的な一帯一路戦略に対して、異論を発し、堂々と制裁することができるのは米国であってもトランプしかおらず、中国の覇権主義をけん制するためには、トランプは一面、時代の申し子かもしれない。

 

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[ 2018年5月 7日 ]

 

 

 

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