アイコン 台湾宜蘭県 特急全8両転覆脱線22人死亡、171人重軽傷

 

 

台湾当局によると、21日午後4時50分(現地時間)ごろ、北東部・宜蘭県を走行中の特急列車が脱線し、22人が死亡、171人が重軽傷を負い、病院に運ばれた。

現場は急なカーブになっており、何らかの原因で曲がり切れずに脱線したとみられ、台湾当局が事故原因を調べている。
特急列車には、計386人の乗客が乗っていた。

列車は、台北郊外の樹林駅を発車し、東部・台東県の台東駅に向かう途中、宜蘭県蘇澳鎮の新馬駅付近で脱線した。
列車は8両編成で、全車両が脱線し、このうち5両が横転したり、横に傾いたりした。脱線した一部の車両は大破した。
以上、

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2005年4月25日午前9月18分ころJR西日本の福知山線塚口駅-尼崎駅間で発生した脱線単複の大事故、107名が死亡し、562名が重軽傷を負った。

事故後、同区間はATS-SWに加え速度照査用地上子が設置され、速度超過の場合、自動停止するように改修されている。

まだ台湾の当列車事故の原因は不明であるが、脱線の状態からカーブ進入スピードが超過していたと見られる。
スピード超過ならば、JR西日本の福知山線の大惨事が、台湾では教訓されていなかった可能性がある。ATS-SWの間隔を狭める+速度照査用地上子の設置によりスピードを感知する自動運転停止システムである。

自動列車停止装置(ATS: Automatic Train Stop)は、鉄道での衝突防止や過速度防止の安全装置(=自動列車保安装置)の日本での分類の1つ。列車や軌道車両が停止信号を越えて進行しようとした場合に警報を与えたり、列車のブレーキを自動的に動作させて停止させ、衝突や脱線などの事故を防ぐ装置。旧式より最新式が性能は格段に上、速度照査用地上子まで設置し、システムを統合化していれば、電源喪失などない限り安全。

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飛行機や列車は、人に依存する部分を極力少なくする必要がある。もうすぐ、自動車も完全自動運転車になろうとしている。3億キロ先の小惑星に衛星を飛ばし、着陸させ、小惑星の物質を採掘して、地球へ帰還させる時代だ(地球1周4万キロ)。

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[ 2018年10月22日 ]

 

 

 

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