アイコン トヨタ最大10億ドルコスト増 トランプいきなりメキシコ関税制裁  主な進出企業の図

 

 

報道によると、トヨタ北米法人幹部が3日に販売店に電子メールを送付。その中で、関税発動によるコスト負担が2億1500万~10億7000万ドル増えると試算されているという。

 米政府は、メキシコ国境からの不法移民や薬物の流入を阻止する対策を、メキシコ政府に要求。同国が十分な対応策をとっていないとして、メキシコからの全輸入品に今月10日から5%の関税を課し、段階的に10月までに最大25%まで引き上げると表明した。

 トヨタなどの大手自動車メーカーは、北米自由貿易協定(NAFTA)のもとで輸出入が原則無税となるメキシコなどに、部品供給網(サプライチェーン)を整備してきた。一部の完成車は、米国内の工場に持ち込んだ部品を組み立てて製造している。

 実際に関税措置が発動されれば、トヨタなどの日本メーカーに加え、メキシコに拠点を置くフォード・モーターなどの米大手メーカーも、大きな影響を受けるとみられている。自動車メーカーの間では、10日の発動予定日を前に、急いで部品をメキシコから米国に輸出する動きもみられるという。

以上、

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メキシコには、GM・フォード・トヨタ・日産・ホンダ・マツダ・起亜などの自動車メーカー、および、協力工場が進出している。

メキシコ大統領は、米墨首脳会談が予想されたG20大阪への出席を見送った。

トランプは、今回の制裁を行うに当たり国土安全保障長官を更迭しており、ホワイトハウスのタカ派スティーブン・ミラー大統領補佐官(政策担当)主導で発表、当関税も長引くのが必至のようだ。

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[ 2019年6月 5日 ]

 

 

 

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