アイコン 追報:(株)style(東京)/弁護士一任 私的整理で事業継続を目指す

 

 

既報。販促プロモーション・DMの(株)style(東京都板橋区前野町3-36-3、代表:布施智祐)は6月11日、債務整理を阿部能章弁護士(電話03-3263-1321)に一任した。

負債額は約47億円。

同社は平成18年8月設立の大手各チェーストア向け販促DMプロモーション会社。広告入りレジ袋からノベルティグッズ、カタログ制作、DMなどを一括して受注し、平成29年7月期には91億円台の売上高を計上し、最近急成長させてきた。

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しかし、得意先からの回収難が15億円にも及び、資金繰りが急速に悪化、5月に従業員を解雇、受注も停止する事態に至っていた。同社は詐欺に会ったというが、不透明な取引も散見されていたという。

今回、法的手続きをとらないことに関しては、民事再生申請も破産申請も弁護士費用のほか、予納金が必要なことから、負債額も大きくその予納金を調達できないため、私的整理に入り、今後も事業を継続させ、自主再建させたいとしている。

ただ、債権者=協力企業の取引先が取引を継続してくれない限り無理となり、予納金を納めなければ、破産もできない。予納金が少なくてすむ第3者破産申し立てや、第3者申し立てによる会社更生法申請などの手はある。

同社は詐欺にあったとされる相手社を刑事告発しているのだろうか。

 
[ 2019年6月14日 ]

 

 

 

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