アイコン 名取病院の医療法人博悠会(大阪)/民事再生手続き開始決定

 

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名取病院や介護施設運営の (医)博悠会(大阪市西淀川区大野2-1-32、理事長:西原文現)は7月26日、申請処理を中井康之弁護士(電話06-6201-4456)ほかに一任して、大阪地方裁判所へ民事再生法の適用申請し、民事再生手続きの開始決定を受けた。監督員には、木村真也弁護士(電話06-4963-3813)が選任されている。

 負債総額は約27億円。

同法人は 昭和37年創業の「名取病院」(大阪市西淀川区)を運営するほか、老健施設を併営。平成18年3月には約9億円を投じて新病棟を開設、平成27年3月期の売上高は約26億円を計上していた。しかし、設備投資過多で借入金負担が重く、経営不振になる中、さらにリースにより設備投資を行ったものの、増収にはつながらず経営不振に陥り、法人の名取一族から前理事長が実質解任されるなど混乱も生じ、現理事長が財務内容を抜本的に立て直すため、今回の申請となった。

追、金融機関は相手先が法的処理をしなければ、処理できないことから、今回の申請で担保権の範囲内未満で融資額の減免措置と返済条件の緩和を図るものと見られる。それでも資金が回転しないならば、スポンサーを探すしかないだろう。

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[ 2019年7月29日 ]
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