アイコン 日産 米国で122万台リコール 後方映像問題/自動ブレーキ急作動問題も

 

 

踏んだり蹴ったりの日産は、アメリカで販売している車で後方の様子をモニターに映し出すシステムに安全基準上の問題があったとして、122万台を超えるリコールを届け出た。

日産が道路交通安全局にリコールを届け出たのは、アメリカで販売している2018年から2019年モデルのSUV=多目的スポーツ車の「ローグ」や、高級車の「インフィニティ」、それに電気自動車「リーフ」など25車種、122万台余り。

道路交通安全局(NHTSA)によると、車をバックさせる時に、後方の様子をモニター画面に映し出すシステムについて、画面が見えないようにも設定できるのは安全基準上、問題があると指摘したもの。
これまでに事故につながったという報告はないということだが、衝突のおそれもあるとして、24日までに日産がリコールを届け出た。
日産は、無料でソフトウエアの更新を行うとしていて、「グループで安全安心につとめていく」とコメントしている。

<自動ブレーキ急作動問題も抱えている>
日産は米国で別にNHTSAが9月12日までに、主力車種の自動ブレーキが急作動したという苦情が130件近くに上っているとして、調査を開始したことを明らかにしている。
調査対象は2017年と18年のモデルで、計約55万台。
障害物がないのに自動ブレーキが突然作動するなどの不具合が指摘されている。
これまでに800人以上が苦情を訴え、14件の事故、5人の負傷者が報告されているという。
日産にとってローグは北米での主力車種。日産はソフトウエアの無償改修を促す通知を顧客に出している。
米国で販売されているローグは、九州苅田工場、韓国ルノーサムスン工場、米国日産工場で生産している。日本では同様の事故や情報は伝えられていない。問題車両が韓国産か米国産かなどはまだ判明していない。
以上。

技術の日産はゴーンアドバルーンとともにどっかへ消えてしまった・
 

[ 2019年9月25日 ]

 

 

 


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