トヨタ 燃料電池車FCV2代目コンセプトモデル公開
今月24日から始まる東京モーターショーを前に、トヨタは来年末に市場に投入する燃料電池車「MIRAI」の2代目となる車のコンセプトモデルを報道陣に公開した。
燃料電池車は車に充てんした水素と酸素を反応させて発生した電気で走り、走行中に二酸化炭素が出ないことから、トヨタは「究極のエコカー」と位置づけ、2014年に「MIRAI」を発売した。
公開された2代目のコンセプトモデルは車の土台や燃料タンクの位置などの設計を見直し、現在の4人乗りから5人乗りへと車内のスペースを拡大した。
また、1回の水素の充てんで走ることができる距離も今の約700キロから30%程度伸びるという。
価格は未定だが、来年末に市場に投入される予定で、電気自動車など次世代のエコカーをめぐる開発競争が激しくなる中、燃料電池車の普及につながるか注目される。
このコンセプトモデルは今月24日から始まる東京モーターショーで一般に公開される。
ホンダ用に最初から5人乗りにすれば、居住スペースの狭さを前面に打ち出し抵抗感をあたえることもなかったろうに。今のトヨタは知恵が出し切れていない。
[ 2019年10月11日 ]