アイコン ボルボ 第3・四半期のトラック受注▲45%減

 

 

世界のトラック市場はベンツが1位、2位がボルボ

スウェーデンのボルボは18日、第3・四半期のトラック受注が▲45%減少したと発表した。
また、来年の北米と欧州の市場の需要は落ち込むとの見通しを示した。
ボルボは、来年の大型トラック市場の見通しについて、欧州で約▲14%、北米で▲29%それぞれ減少すると予想した。
また、輸送量が横ばいとなる中、景気の先行き不透明感を受けて顧客は投資を控えていると指摘した。
ボルボのマーティン・ルンドステッド最高経営責任者(CEO)は発表文書で「第3・四半期は生産量の減少を続けた。向こう数四半期でさらに調整を行う」と説明した。
ボルボが発表した第3・四半期の営業利益は109億スウェーデンクローナ(11億2000万ドル)で、前年同期の102億クローナから増加した。
受注が減少すれば、第4・四半期の決算に影響してくるものと見られる。
以上、

造船も世界の物流量の停滞から新規造船発注は限られ、運用コスト削減から超大型船の発注も行われているが、代わって中型や大型は売却に出され、貨物用船舶の過剰はさらに進んでいる。
トラックも米中貿易戦争から、米製造業は萎縮しかけており、生産量を増やす段階ではなく、トラックの運搬需要も限られている。消費にも陰りが出てきており、米国でもさらなる物流量の伸びは限られ、トラック需要は限定的。

なお、ボルボの乗用車部門のボルボ・カーズは2010年に、中国の浙江吉利控股集団がフォードから購入している。

[ 2019年10月18日 ]

 

 

 


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