アイコン SONY CESをVISION-Sが席巻 EV自動車発表

 

 

ソニーは7日、米CESで電気自動車(EV)のコンセプトモデル「VISION-S」を発表した。ソニーのイメージセンサーやセンシング技術を搭載するほか、車載ソフトウェアのアップデートにより機能を強化。さらに、360度オーディオによる車内エンタテインメントの充実を目指す。
ソニーのイメージング・センシング技術のほか、AIやクラウド技術も活用した車載ソフトウェアにより制御。機能を継続的にアップデートし、進化し続けるという。

車内外の人や物体を検知・認識し、高度な運転支援を実現するため、ソニーの車載向けCMOSイメージセンサーやToFセンサーなどのセンサーを合計33個配置。さらにソニーが推進する360度サラウンド音楽の立体音場技術「360 Reality Audio」を、各シートに内蔵されたスピーカーで提供する。

ソニーの吉田憲一郎社長は、「この10年間のメガトレンドは間違いなく「モバイル」だった。次の10年は「MOBILITY(モビリティ)になる」と語り、そのコンセプトを体現するものとして「VISION-S」を披露した。

主なスペックは、
ボディサイズ:4,895×1,900×1,450mm(全長×全幅×全高)、
ホイールベース:3,000mm。
重量:2,350kg。
出力:200kW×2(Front/Rear)で4輪駆動。
最高速:240km、0-100km/h
加速:4.82秒。
タイヤサイズ:フロントが245/40R21、リアが275/35R21。
VISION-Sの制作台数は「ノーコメント」
開発期間は「20ヶ月ぐらい」、
開発者は「非公開だが非常に少ない」。
製作には、自動車の受託製造のマグナ・シュタイア(オーストリア/ベンツEクラス・4MATICの開発・全数組立など)のほか、Bosch、Continental、NVIDIAなどが協力している。

開発コンセプトは、『安心安全を極めた上でリラックスして楽しめる空間を作る』としている。
なお、スポーツタイプのデザインで開発した理由は、「一番開発難易度が高いと考えた。SUVなど、ほかの種類に展開できるEVプラットフォームとして開発している」という。

ソニーはVISION-Sにあわせて、車載イメージング・センシング技術のコンセプト「Safety Cocoon」を強化。イメージセンサーだけでなく、ソリッドステート式LiDARなどに参入し、イメージセンサーなどの技術と組み合わせて車載向け事業を強化していく。

具体的にはCMOSイメージセンサーの、高感度、高精細、広ダイナミックレンジ化と、LEDフリッカー抑制。また、長距離かつ高精度な測距技術で、立体空間を3Dで正確に把握できる「ソリッドステート式LiDAR」にも取り組む(まだ有力企業なし、SONY方式で小型化も可能)。

加えて、様々なセンシングデバイスの特長を融合させ、霧・逆光・夜間の雨といった画像認識の厳しい環境下でも早期の正確な物体認識を可能とする「センサーフュージョン」、車内の人や物体の距離情報を検知・認識し、ジェスチャー操作などを可能とするTime of Flight(ToF)センシングソリューションも強化するという。
以上、

日本車で気になるのはHONDA、経営陣がサラリーマン化し、打ち出しが非常に弱くなっている。米国での品質品評でも悪化している。JETやF1では人気を博しているものの、実用車でも高性能・高機能、デサインなどでも力を再度発揮してもらいたいものだ。
いまや遊び心も亡くしている、サラリーマン経営者たちの限界なのだろうか。

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[ 2020年1月 9日 ]

 

 

 


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