アイコン サプライチェーン工場が中国にある現代車 影響必至か

 

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現代・起亜自動車の一部自動車部品が中国・武漢で発生した新型コロナウイルスによる肺炎により需給支障が生じ、今週中に底をつくものとみられる。
業界によると在庫をほぼ使い果たした状態の自動車部品は、車両内統合配線装置のワイヤーハーネス。韓国の自動車産業が新型肺炎の直撃弾を受けた。

産業研究院のイ・ハング選任研究委員は「企業が言葉を極度に控えており把握が容易ではない。いまはワイヤーハーネスだけが外部に知らされているが、他の部品も需給に支障が生じるものとみられる」とし、「現代・起亜自動車が中国に進出し、管理・調達コストのために部品供給網を(中国に)統合した側面がある。海外の自動車メーカーと比較すると、現代・起亜自動車の協力会社は中国に集まっており、今回のように中国国内で突発変数がある時に対処が容易ではない」と話している。

現代自動車の内部報告書によると、乗用車20モデルのワイヤーハーネス在庫確保量は6日午後3時までで、商用車6モデルは長くて11日まで在庫が持つと調査された。乗用車20モデルは現代・起亜自動車の全モデルに近い。

3万個余りの部品で構成される自動車は1種類の部品だけでも支障が生じれば組み立て工程の維持が困難になる。これに伴い、現代自動車蔚山工場で生産する「パリセード」など人気モデルの生産に支障が生じるものとみられる。また、昨年末に発売した「サ・ニュー・グレンジャー」など人気モデルの新車生産と顧客への引き渡し時期はさらに遅れることになりかねない。

現代自動車グループは中国に進出した韓国系自動車部品メーカー3社からワイヤーハーネスの供給を受けている。
このうち2社のシェアは約87%。ワイヤーハーネスは、入手しやすくサイズも大きいため、現代・起亜自動車の場合、通常在庫を1週間分備蓄してきた。
だが、中国の自動車部品メーカーが春節連休に続く新型肺炎拡散で閉鎖され製品供給が途絶えた状態。

ワイヤーハーネスを現代自動車グループに供給する韓国の部品メーカー京信は2日、「現在の状況は6日で底をつく。緊急確保に向けワイヤーハーネス供給3社が(韓国)国内工場を運営する案について計画をまとめており、3日に具体案を用意するだろう」と明らかにした。
現代・起亜自動車は稼動中断に備え緊迫した状況で動いている。
中国から持ってくる部品を東南アジアと韓国の工場に振り向けなければならないが、すぐには部品の完全代替は不可能。

これに先立ち先月31日に双竜自動車もワイヤーハーネス在庫が底をつき、来週から平沢工場を稼動しないことにした。双竜自動車はドイツ社のレオニワイヤリングシステムコリアの中国煙台工場から全量供給を受けていたが、休業で納品が途絶えた。
山東省は現在のところ9日まで工場稼動を禁止しており、9日以降に煙台工場が稼動すれば製品の供給を受けられるが、これも断言できない。

韓国の自動車メーカーのうち、韓国GMとルノーサムスンは「今週までワイヤーハーネスなど部品需給に問題はない」としている。
以上、韓国紙参照

米国自動車産業も多くを中国のサプライチェーン工場で製造している。米中貿易戦争の追加関税制裁で米国生産に切り替えていれば問題ないだろうが、在庫次第だが、そのままだと米自動車業界も影響することになる。
日本も同じようなことが言えるかもしれない。特に日産とホンダは武漢に部品製造工場を有しており、現在のところ13日まで工場はストップする。その影響が現地自動車生産工場に影響してくる。
日本の電子部品業界も中国の電子製品メーカーの工場がストップしており、日本製だとしても取引先メーカーからの納品要請は大きく遅れるものと見られる。


 

[ 2020年2月 3日 ]

 

 

 

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