アイコン 極超音速M8ミサイル「ツィルコン」ハッシュ実験に成功/ロシア


ロシア国防省は6日、海上・潜水艦発射型の極超音速ミサイル「ツィルコン」の発射実験に成功し、7日公表した。
実験は、ロシア北西部沖の海域のフリゲート艦から発射されたミサイルが450キロ離れたバレンツ海の標的を破壊したという。
ロシア軍のゲラシモフ参謀総長は、プーチン大統領への報告で、ミサイルは音速の8倍超で飛行したと説明した。
プーチン氏は「ロシア軍だけでなく、国全体にとっての偉業だ」と称賛した。
以上、

「ツィルコン」ミサイルは、1月に試射に成功させており、これまでも何回の基地から発射実験が行われてきていた。今回は艦艇からの実践方式の発射実験となった。
今後、フリゲート艦(小型艦)や潜水艦に搭載するとしており、「ツィルコン」を搭載したフリゲート艦を新たに12隻建造することを明らかにしている。

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潜水艦に搭載された場合、手の打ちようもない。M8に加、翼を持っており上下左右に軌道を変える変則軌道型極超音速ミサイル。それも低空を飛翔する。

ロシア軍が公開した艦船発射のビデオでも、撃ち上げ直後、軌道を変え一瞬のうちに見えなくなっていた。

一方、トランプ米政権は極超音速兵器ミサイルのC-HGBを開発、今年3月試射している。そのスピードはM17とされている。
ロシアもM20の長距離極超音速弾頭ミサイル「アバンガルド」を開発したとしている。
米露中、もう迎撃ミサイルで攻撃ミサイルを撃墜できる時代は終わったようだ。
 

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[ 2020年10月12日 ]

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