アイコン アストラゼネカのワクチン90%に効果 価格比較/米12月13日ワクチン接種開始へ

ワクチン価格(1回当たり価格)/英スカイニュースによる想定価格
アストラゼネカ製:3ポンド(418円/139.17)
ファイザー製:15ポンド(2,087円)
モデルナ製:28ポンド(3,896円)

英アストラゼネカは23日、オックスフォード大学と開発する新型コロナウイルスのワクチンについて、臨床試験(治験)の最終段階の英国とブラジルでの治験結果。半分の量を投与してから1ヶ月後に1回分を追加したグループ(約2700人)は90%の効果を確認したという(たまたま半分の量を投与していた)。2回分を投与したグループ(約8900人)は62%で、平均では70%の効果があるとしている。
同社は効果が高い投与量を半分にした分を、2回接種を採用する方針・・・90%の効果。入院や重症化も確認されなかった。同社は英国など各地の当局に申請し、早期の実用化を目指す。

米ファイザーや米モデルナが開発するワクチンも、治験の最終段階で相次いで95%前後の高い効果が確認されているが、長期保管のためにセ氏マイナス80~マイナス20度の温度管理が必要。

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アストラゼネカのワクチンは通常の冷蔵庫で対応できるため、途上国も含めたワクチンの供給に期待がかかる。

アストラゼネカのパスカル・ソリオ最高経営責任者(CEO)は「我々のワクチンのシンプルな供給網や非営利での取り組みは、手ごろな価格でグローバルに入手できることを意味している」と強調し、2021年に30億回分を生産する体制を整える。日本政府は1億2千万回分を調達する契約を結んでいる。
以上、

英アストラゼネカ+OX大のワクチンはウイルスベクター(アデノウイルス)型
米ファイザー+独ビオンテックと米モデルナのワクチンはmRNAワクチン型
アストラゼネカのワクチンは、従来型のウイルスベクターワクチンで、ヒトに対して病原性のない、または弱毒性のウイルスベクター(運び手)に抗原たんぱく質の遺伝子を組み込んだ組み換えウイルスを投与するもの。これに対し、ファイザーやモデルナのワクチンにはメッセンジャーRNA(mRNA)という新技術が用いられている。

米ファイザーは米FDAから12月11日に承認されれば、2日後の13日から全米の申し込み州でワクチン接種を開始できる体制を整えるという。但し量は年内5千万回分に限られる・・・ロイター報道

アストラゼネカは年内に最大2億回分のワクチンを製造すると表明。来年3月末までには世界で7億回分のワクチン供給を目指す。
競合の米ファイザーは年内に5000万回分の製造を目指すとしている。

(注)アストラゼネカのワクチンに疑義を唱える人もいる。それは効果が高かった2700人のグループを説明で強調し、8900人と多い治験者のグループに焦点を当てていないことに起因している。これでは米国では承認をもらえないだろうとし、こうした情報に23日の同社の株価は4%下がっている。

 

[ 2020年11月24日 ]

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