アイコン 旭川市・吉田病院125人のクラスター うち職員50人超で医療手不足深刻

感染拡大が続く北海道、26日には256人が感染、うち札幌市は137人だったが、残り119人は北海道各地で感染であり、北海道全域に広がっている。旭川市では病院でのクラスター感染者が増加し続けている。

道内最大の新型コロナウイルスのクラスター(集団感染)となった旭川市の慶友会吉田病院(263床)で、院内感染が止まらない。
当初6階だけだった感染は26日までに1~7階の全階に広がり、感染者は125人に膨らんだ。医療スタッフが寝たきりの入院患者に介助で接するうちに感染し、院内で感染を広げたとみられる。

職員50人以上が感染し、人手不足も深刻で、病院関係者は「いつになったら終息するのか。終わりが見えない」と焦燥感をにじませている。
同病院で最初に看護師ら2人の感染が確認されたのは今月6日。翌日には7人増え、市保健所はクラスターと認定し、全ての職員と入院患者を対象にしたPCR検査を始めた。

院内では当初、感染を6階のみに封じ込めるのは可能だとの見方もあったが、12日には7階、15日には5階で感染者が出たことが判明。その後も感染は広がり続けて1階まで達し、26日までに入院患者の4割近く、職員の1割強が感染し、入院患者12人がすでに死亡している。

 

多くは寝たきり高齢者

感染はどのように全階に広がったか。

要因の一つとして指摘されるのは入院患者の特性。7日時点で約210人いた入院患者の多くは末期がんや重い障害で寝たきりの70~90代の高齢者で、医療スタッフは体を密着させて体位を交換したり、たんの吸引をしたり、感染リスクが高い看護を日常的に担ってきた。
発熱など症状が現れない感染者も多く、市保健所は「医療スタッフが患者と接する中で、気づかぬうちに感染を広げる形になった」とみている。

クラスター発生後は職員の感染で人手が少なくなる中、他の階に応援に行く職員も出て、感染が全階へ至ったと見られている。
感染対策の難しさもある。

同病院は17日、市の要請で国立感染症研究所から派遣された専門医を受け入れ、汚染区域と清潔区域を分けるなど感染対策について指導を受けている。

だが、市保健所は「(初動は)院内の封じ込めがうまくいかなかった部分がある。指導の効果が出るには2週間程度かかる」と事態の推移に神経をとがらせる。
一方、50人を超える職員が感染で職場を離脱し、人手不足も深刻。
市内の他の病院に看護師らの応援を求めているが、思うように集まらず、「残った職員が休みを返上し、ギリギリの人数で回している」(同病院)という。
感染症対策に詳しい北海道医療大の塚本容子教授(感染管理学)は「オーバーワークが続けば集中力が切れ、感染対策でもエラーが起きやすくなる」と警鐘を鳴らし、早期に感染を終息させるには応援態勢を整えることが不可欠だと指摘している。
以上、
国がそうした医師や看護師からなる緊急支援部隊を作り、対応し、派遣しない限り、改善されないだろう。派遣されている対策専門医は感染拡大を食い止めるための派遣であり目的が異なる。

こうした事態は全国のどこの病院で発生してもおかしくないほど、ウイルスが全国に蔓延してきている。特に地方の病院はこうした高齢者を多く収容している。
GoTo with Corona
with Coronaと言った人はコロナウイルスを放置する考えだったようだ。

↓11月6日から始まった吉田病院の感染者推移(累計)
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[ 2020年11月27日 ]

 

 

 


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