アイコン 12月20日分、感染急拡大の韓国と日本 日本はワクチン収束は8月か/韓国ニュース


ソウルでは日中も零下、そうした中で、野外検体採取所は長い行列が続いている。市も市民に対し、特に飲食やサービス産業に従事する人たちに対して検査を呼びかけており、市民も無料で受けられることから積極的に検査を受けている。

日本の広島では医師の判断ミスか、病室確保に手間取ったのか、症状が出ているにもかかわらず歩けるからと自宅に帰したところ、その夜急悪化し中年の人が亡くなっている。同じようなことがこれまで繰り返されてきており、担当した医師は新コロナの特性について勉強不足も甚だしかったのだろう。

同じような事態は自宅待機者が亡くなるなど既に韓国でも始まっている。
韓国の新コロナ致死率は9月0.37%、10月1.18%、11月1.19%だった。しかし12月は20日までに0.96%まで上昇、15~20日に限れば1.36%まで高まっている。
感染⇒軽症⇒中等症化⇒重症化⇒亡くなるまでに平均して15日~20日以上期間を要することから、今後とも死亡者は増加し続けることになる。
致死率が高くなっているのは、全体の感染者増に連れ、高齢者の感染者も増加し、新コロナの特性上、そうした人たちが亡くなるケースが多くなることにあるが、医療関係者たちが、急激な感染者増で大忙しになり、9月、10月、11月上旬までのように、感染者に対して手厚い医療活動ができなくなったことも要因の一つと推察される。

韓国の感染検査数が多い(検査数368万件)としても、まだ1割以下(7%/5184万人)で、まだ4800万人の国民が検査を1回も受けておらず、970万人都市のソウル市だけでも800万人以上がまだ検査を受けていないことになる。
これまでに受けた人でも、陽性判定された人(14,711人/12月20日現在)以外、現在感染していないとは誰も保証できない。免罪符にはならない。検査の実効精度も両国とも80%前後だ。

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韓国の死亡者数は8月の感染拡大を受けた9月は89人、その後感染者数は減少し10月51人、感染が再び急拡大した11月下旬の11月はまだ62人、引き続き拡大が続き12月は20日までに148人が亡くなっている(8月の死亡数は23人)。

現在、日本も韓国も感染拡大地で飲食店などの営業時間短縮などはかっているが、人-人の接触をどう減らすかについては具体的方策も打ち出せず、市民の自己防疫強化を呼びかけルが精一杯、新コロナ防疫疲れもあり、その限界も生じている。
12・13の土日の人出も北海道の30%前後を除き、ほかの主要都市の駅界隈では10~15%しか減っておらず、19・20日の人出が注目される。
GoToトラベルは東京都・名古屋市・大阪市・札幌市、広島市を先行中断したが、残りも12月28日から1月11日まで中断する。当、年末年始期間に人の動きが大幅に減少すれば、宣言時と同じような効果が発現する。

一方、韓国ソウルでは感染検査を受ける人は多いが、クリスマスと正月の各3連休に仲間うちで過ごす人たちが多く、ソウルはおろか釜山・済州島に至るまで全国の名のあるホテルは予約で満杯になっているという。釜山でも済州島でも全土で既に感染者は増加している。当然、感染が急拡大し、感染者の70%を占める首都圏2500万人の中の人たちが宿泊することになる。


感染者が急拡大する中、韓国では文大統領が自らのかつてな主観に過ぎない公平やら正義を振りかざし、検察総長潰しに奔走し、その間に、感染は急拡大、歯止めがかからなくなっている。支持率も40%以下に低下し、もうその言葉で国民を催眠術にかける方策も効かなくなってきている。

日本では、外食は4人以下でしましょう、マスクをして食事をしましょうと呼びかけたご本人がマスクなしで8人での高級ステーキでの芸能人交えての忘年会、国民にはシラケムードが漂っている。その後も食事付の夜の会合を続けているという。新コロナより切羽詰った案件でもあるのだろう。
日本も町医師や保健所は感染検査基準を柔軟にし、今からでも検査幅を拡大させ、陽性者を隔離する必要がある。最近では検査数そのものは大幅に増加しているが、それは感染者の急増に伴う濃厚接触者の増加によるものでしかない。一部では今だ濃厚接触者さえ、健康観察と称し調べさせない狂った自治体もある。都道府県で検査数は大きなバラ付きがある。

(木下グループが都内に安価な日最大700人の検査所を設置、既に予約で満杯だという。それほどニーズがあるのだが、小池さんはTVで見るたびにセレブファッションショーを続け、知って知らない振りを続けている。)
経済を動かし、感染者の増加を食い止めるには、感染検査数をさらに大幅に増加させ、街中の感染者を見つけ出し、隔離するしか方法はないのであるが・・・。(ここまで感染を拡大させてしまってからの検査拡大では本末転倒であるが・・・)
日本には、韓国には、メルケル首相のように、演壇をタタキ、涙を見せる弁舌ができる人がいるだろうか。自らが身内が感染しなければピンと来ない人たちばかりのようだ。

<ワクチンは>
日本はファイザー製だけで2月下旬から6月までに6千万人分、モデルテ製で1千万人分、アストラゼネカ製(第3相再臨床中)が6千万人分となっている。アストラゼネカ社製が2月にも承認されれば、6月ころまでには大幅に感染者は減少し、8月までには収束するものと見られる。但し終息ではない。

一方、韓国は契約しているのがアストラゼネカ製の1千万人分のみ(12月3日正式契約)、まだ追加臨床段階で承認は早くて2月前後になる可能性が高い。それも、韓国より先に契約して契約金を支払った国が優先され、何月にワクチンが提供され接種が始まるかはまったく不明。それも1千万人分のみ。
モデルナ製はSKで一部ワクチン原液を製造しているが、製品化は欧州のワクチン製造工場で行われ、開発時に支払い契約したところが優先される。
ファイザーとモデルナ(各1千万人分)、J&J+ヤンセン(4百万人分)のワクチンはまだ正式契約に至っていない。残り1千万人分は、ワクチン開発に各国が共同出資・購入する「COVAX」で交渉中。4400万人分は収束させるには充分であるが、人口に対して85%しか確保していない。

ということは、欧米先進国が8月には新コロナは収束するものの、韓国ではそれまでに間に合うか分からなくなっている。当然、後追い契約は価格も高くなるはずだ。

文在寅氏が株主のハンギョレ新聞は12月11日、「韓国が契約した4つのワクチン・・・」と平気で韓国民に対して嘘こいている。購入契約済はアストラゼネカ1社のみ。
この間、文在寅大統領関係者の不正捜査を進める検察、文大統領にとって新コロナよりそのトップの検事総長潰しを最優先したようだ。

 


スクロール→

韓国の感染者数月別推移 

 

累計

月間

日平均

死亡者

2

3,150

3,150

109

17

3

9,786

6,636

214

145

4

10,765

979

33

85

5

11,468

703

23

23

7

14,305

2,837

92

31

8

19,947

5,642

182

23

9

23,812

3,865

129

89

10

26,511

2,699

87

51

11

34,201

7,690

256

62

累計

34,201

 

 

526

12月

 

累計

週間

日平均

死亡

12/17

38,161

3,960

566

23

12/814

43,484

5,323

760

38

 

累計

 

感染者

死亡者

12/15

39,416

 

880

13

12/16

40,098

 

1,078

12

12/17

40,786

 

1,014

22

12/18

41,736

 

1,062

11

12/19

48,570

 

1,053

14

12/20

49,665

 

1,097

15

6日間計

 

 

6,184

87

12月累計

15,464

1220日まで

148

総累計

49,665

 

 

674

 


スクロール→

日本の緊急事態宣言効果

 

感染者数

備考

47

368

緊急事態宣言 7都府県

48

527

 

49

578

 

410

644

 

411

720

 

412

507

 

413

303

 

414

480

 

415

549

 

416

576

全国へ宣言拡大

417

560

 

418

588

 

419

376

 

420

346

 

421

390

12/281/11までの期間と同

422

441

 

423

435

 

424

441

 

425

382

 

426

220

 

427

174

 

 

514

100

39府県解除

525

21

全面解除

・その後、冬まで感染拡大はないとして対策をまったく採らず、7月下旬からの東京発の感染急拡大を招いた。7月5日の都知事選挙も災いを増幅させた。

 


スクロール→

日本 新コロナ発生件数月間推移/厚労省発表値

 

感染者数

死亡者

致死率

 

累計

月間

日平均

月間

日平均

大区分

1月

9

9

-

0

0

 

1.31%

2月

217

208

7

5

-

2.4%

3月

2,122

1,905

62

61

2

3.2%

4月

8,515

6,393

213

391

13

6.1%

5月

16,851

8,336

269

441

14

5.3%

6月

18,593

1,742

58

76

3

4.4%

7月

34,372

15,779

509

39

1

0.2%

0.89%

8月

68,392

34,020

1,343

282

4

0.8%

9月

83,563

15,171

506

275

9

1.8%

10月

101,146

17,583

567

195

6

1.1%

11月

148,694

47,548

1,585

373

12

0.8%

12月※

199,248

50,554

2,528

779

39

1.5%

1.54%

累計

199,248

 

 

2,917

 

 

 

12月は20日までの分でNHK発表値採用

1219日現在の重症者数は593人、12/15日の618人から死人が多いため減少。しかし、感染者の絶対数が多く今後増加する。

 

↓無料の検査を受ける人たち、ソウルは氷点下。
1221_01.jpg

 

[ 2020年12月21日 ]

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