アイコン 北海道の感染者推移 月別、最新9週推移、死亡者数推移


北海道は、10月1日から始まった東京のGoToトラベルと重なるように10月18日の週から感染が拡大しだし、ススキノを基点に北海道全域で感染者が発生、旭川市では現在2つの病院で大集団感染が発生している。国の防疫対策は経済問題を抱え、一次感染拡大期とは異なり、感染拡大要因となる政府推進のGpToキャンペーンの真っ盛り、札幌市だけは防疫対策強化が図られたが、北海道の他の都市へGoTo観光客は流れており、道民が精一杯の防疫対策を取るしかない。

 

グーグルAIの北海道の感染予測によると、12月15日には感染者数は137人まで減少するが、20日413人、25日791人、29日には2139人と急激に増加すると予測されている。

(北海道知事や札幌市長は、感染検査数を増加させず、市中の感染者の隔離が限定され、それはこれまで同様、そうした感染者からの感染が広がり、また拡大期に移行するとAIは判断しているようだ。)

国は現実には感染者増加策を取り続けており、道は札幌市しか規制強化していない。そうした間に、旭川での大集団感染も発生している。

そうしたAIの予測数を拒否するには道民一人ひとりの防疫対策の強化しかない。

厚労省は10月、高齢者施設の面会を緩和したが、10月と状況は一変している。残念ながら、面会は絶対禁止が必要だ。命あっての父母、祖父母である。

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スクロール→

月間と直近1週間の感染者数

北海道

 

感染者数

月間

 

月間

累計

日平均

死亡数

2月

70

70

2

2

3月

46

177

1

5

4月

590

767

20

22

5月

324

1,091

10

57

6月

172

1,263

6

13

7月

165

1,428

5

4

8月

353

1,781

11

0

9月

326

2,107

11

4

10月

1,029

3,136

33

3

11月

5,733

8,869

191

84

致死率 11月までの累計死亡者数:194

 

北海道

全国平均

 

16

8.24%

2.67%

 

711

3.31%

1.05%

 

12

 

感染数

感染累計

死亡数

死亡累計

121

206

9,075

14

208

122

176

9,251

5

213

123

206

9,457

11

224

124

212

9,669

13

237

11月から週推移

 

週感染数

累計

週死亡数

致死率

10/31

 

3,136

(110)

3.51%

11/17

732

3,868

3

0.41%

814

1,417

5,285

11

0.78%

1521

1,633

6,918

22

1.35%

2228

1,608

8,526

38

2.36%

2912/4

1,143

9,669

53

4.64%

 

 

 

 

 

総累計

 

9,669

237

2.45%

11月下旬からの死亡数増は旭川の2病院のクラスターによるものが主。12/4日までに吉田病院173人、厚生病院214人の集団感染が発生中。共に高齢者が主な入院患者。

 

北海道の集団感染は、ススキノから旭川へ震源地が変わる中、奥尻島まで新たな感染地帯に至っている。札幌では営業時間の短縮などが奏功しているのか11月19日の197人の発生から減少傾向にある。しかし、旭川市はすでに吉田病院はパニック状態に陥っており患者を移送した厚生病院がさらに大きな集団感染を発生させており、12月1日だけでも46人が感染し、まだ予断を許さない状況が続いている。

ただ、北海道全体では、直近、感染者数は減少傾向にある。

しかし、旭川のような新たな大集団感染が発生するとも限らず、暫くは道民自らが厳戒態勢を取るしかない。

旭川市では新コロナ死亡者が多発しているにもかかわらず、重症者0はどうしたものか。旭川市が吉田病院から批判されていたが、後ろ向きの市長の采配だろうか。批判も何か判るような気がする。

↓このまま感染者数は減り続けますように・・・祈り。

1204a.jpg

参考、


スクロール→

全国、111月までの高齢者の感染者数と致死率

70代

 

男性

女性

感染者数

9,808

5,276

4,480

 構成率

6.6%

3.5%

3.0%

死亡数

517

375

141

 致死率

5.3%

7.1%

3.1%

80代以上

感染者数

9,084

3,412

5,627

 構成率

6.1%

2.3%

3.8%

死亡数

1,172

613

556

 致死率

12.9%

18.0%

9.9%

厚労省発表値

・構成率は11月30日までの感染者累計149.686人が分母。

 

[ 2020年12月 5日 ]

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