アイコン 韓国・ソウル首都圏 感染急拡大 28日まで2.5規制に強化 ダンススクール249人感染


韓国の文在寅大統領は新コロナに対応して良くやっているとの国民評価が高い。しかし、足下では感染が急拡大しており9ヶ月ぶりに600人を超え、国民の評価も賞味期限切れになりつつあるようだ。

ソウル首都圏ではステルス感染者が潜在化し、拡大期-収束期を繰り返し、新コロナウイルスの寿命を長引かせる季節的な寒冷・乾燥要因も加わり、世界中での拡大急伸に漏れず、文大統領が世界の見本だと自画自賛するK防疫は、少々の規制強化では手が付けられない事態になりつつある。

文政権としても、今では支持率の主要素となっている新コロナで失敗するわけにはいかないが、ワクチン購入も後手後手、やっとアストラゼネカから購入成約、早くて来年秋以降となっている。
(ワクチン開発中に購入条件で投資した国に対して、先にワクチン提供がなされる。韓国政府はそうした海外のワクチン開発会社に対して投資をしてこなかった。)

文政権は、外交では言いたい放題を続け、米中日北から相手にされず文字通り四面楚歌、国内も強引に不動産3法を制定し国民批判を受けて支持率急落、現在では、文政権の身内の山積する不正に対する捜査に入った検察の検察総長を首にしようと必死にもがき、さらに支持率を大幅に落としている。新コロナ対策どころではなくなってきている。

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国民の信頼を損なえば、新コロナ対策もうまく運ばない可能性もあるが、韓国では新コロナについては中国並みに各種罰則規定を設けており、国民は従わざるをえない状況にもある。

韓国政府は6日、首都圏の防疫対策「社会的距離の確保」のレベルを従来の第2段階から第2.5段階に1段階引き上げる方針を発表した。首都圏外の地方もレベル2に規制強化した。
「部分的な都市封鎖(ロックダウン)」にあたる第2.5段階は、5段階あるレベルのうち上から2番目。
今回の防疫強化措置は8日から28日まで3週間実施される。
第2.5段階では、カラオケ店、屋内スポーツ施設などが休業となり、スーパーマーケットや百貨店、映画館、料飲食店、ネットカフェなどは午後9時以降の営業が禁止される。50人以上の集会やイベントも禁じられる。

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<首都圏での感染拡大>
不法滞在者(39万人)や仕事にあぶれた正規の外国人出稼ぎ労働者たちが一番多く住む首都圏、こうした人たちは検査も受けず、ステルス感染者であり続け、水面下で感染させ続けることになり、感染爆発の起爆剤となる。
現在、ソウル江西区の禾谷洞のダンスレッスン場関連の249人だけが3桁台の大集団感染となっている。これまでのような教会、病院、療養院、高齢者施設などでの大集団感染は生じていない。
12月6日現在、7,873人の感染者が隔離(病院・施設・自宅)され、うち重症患者は125人、ソウル市の重症感染者を扱う病院も逼迫してきているという。新コロナの累計感染者数は37,546人、累計死亡者数は545人。

 


スクロール→

ソウル首都圏の感染状況/韓国政府当局版

全国

首都圏

地方他

 

ソウル

京畿道

仁川

合計

構成率

感染数

111

45

36

0

81

101

80.2%

20

1115

81

41

2

124

176

70.5%

52

1120

127

62

29

218

320

68.1%

102

1129

154

88

21

263

413

63.7%

150

1130

158

69

34

261

414

63.0%

153

121

153

86

16

255

420

60.7%

165

122

192

143

21

356

493

72.2%

137

123

260

137

22

419

516

81.2%

97

124

291

155

17

463

600

77.2%

137

125

231

150

19

400

559

71.6%

159

126

254

184

42

480

631

76.0%

151

 

[ 2020年12月 7日 ]

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