アイコン スコットランドの新コロナ第2波は旅行者がもたらした 遺伝子配列で証明 京都は・・・


英スコットランド自治政府のスタージョン首相は9日の記者会見で、今夏以降の新型コロナウイルスの感染再拡大は旅行が原因だったと発表した。
英科学者チームがウイルスの遺伝子配列を解析した結果、夏季の旅行によって英国内外からウイルスがスコットランドに持ち込まれたと結論付けた。
クリスマス休暇を前に、不要不急の旅行の自粛を住民に改めて呼び掛けた。

調査によると、感染第1波では約300種類の新型コロナウイルスがスコットランドで広がったが、3月から実施したロックダウン(都市封鎖)の結果、これらのウイルスは7月までにほぼ根絶された。
しかし、今夏以降の第2波は、第1波とは全く異なる系統の遺伝子配列を持つウイルスによって引き起こされた。

第2波で確認された新系統のウイルスが、英国内と国外の双方からもたらされたことも判明した。
スタージョン首相は「調査結果は、一度は抑え込んだ感染が再拡大した背景に、旅行が大きな役割を果たしたことを明確に示している」と述べた。

記者会見に同席した自治政府の医療責任者ジェイソン・リーチ教授は「クリスマスに旅行を検討中の人々に対する警鐘と言える。なるべく地元にとどまるよう勧告する」と呼び掛けた。スコットランドは秋以降、再び厳しい封鎖に追い込まれている。

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感染拡大中の日本では、政府が推進する観光支援策「Go To トラベル」をめぐり、菅義偉首相が「感染拡大の主要な要因とのエビデンス(証拠)は存在しない」と主張している。スコットランドの調査結果は日本の議論にも一石を投じる可能性がある。
以上、報道参照

日本の感染症の研究者たちは何をしているのだろうか。逆らえば恐ろしく自慰のし過ぎでインポになってしまったのだろうか。
日本では3月途中までは武漢型コロナウイルスだったが、3月下旬からのウイルスは欧米型に変化し第一次大感染を引き起こしたとされる。
その原因は、イタリア北部を震源にした欧米の新コロナ感染急拡大にあり、ロックダウンを懸念した日本から欧米へ訪れていた旅行者やビジネスマンが急遽大量帰国、しかし、成田空港の厚労省成田検疫所では、3月12日~3月19日までPCR検査機器の試薬が汚染され使用不能、この間に大量に入国した帰国者や訪日客が検査もろくに受けず全国へ。すべてが、それが原因で4月の第1波の大感染を引き起こした。

そして、7月下旬からの第2波の東京発の大感染、ただ、第2波は地方では散発的な集団感染で感染者は増加したものの、感染検査数の増加などである程度封じ込めた。しかし、東京は燻り続けた。そうしたなか、菅×小池バトル勃発、7月23日のGoToトラベル開始、バトルにより東京は9月18日から開始された。ただ、東京は検査数も少なく、街中のステルス感染者を大幅に減少させることは不可能でもあった。そして東京から大量に地方へ旅行に出かけ、今日の現実となっている。

感染地帯の東京からGoToトラベルにより全国へ旅行者が動き、特に北海道で感染の火が吹いた。その延長線上に今日がある。バトルはいまだ続き、東京のGoToトラベルの中断は政府が決定せよと、小池氏は都民無視・都民度外視で菅氏とチャンバラし続けている。

京都は、繁華街は小さく、観光名所が主力であるが、これまで嵐山観光が特に人気を博し、日祭日には多くの観光客が訪れている。これまでGoToトラベルでも感染者数は抑制されてきたが、ここに来て急増している。やはりグラフを見れば徐々に増えていたことがわかる。

感染していると意識した人など観光へは行かないが、知らぬ間に感染している人たちも含め、紅葉・紅葉の京都観光・嵐山観光を楽しんでいる。
観光客は買い物もし、食事もする。いろいろなものに触れたりもする。その中に無意識の感染者がウイルスを京都に運んだことは間違いなく、京都の市民・府民がウイルスにこれもまた無意識に感染してしまっている。

外であっても風下では遠くへ飛まつが運ばれ感染する。2月厚労省の担当官がクルーズ船から降りる客をカウントしていたが、降りた客が通る岸壁の通路からは2メートル以上離れていたものの感染していた。別の担当官2人は船内の事務室でパソコンでの集計作業、乗船客に提出させた紙に付着したウイルスを経由して2人とも感染していた。事務官であり乗船者との接触は0だったという。

↓週単位の感染者発生件数(注、12月6日の週は10日までの5日間)
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[ 2020年12月11日 ]

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