アイコン 沖縄米軍基地では来週にもワクチン開始 米国でも一般向けは2・3月以降


米食品医薬品局(FDA)は10日、米製薬大手ファイザーとドイツ企業が共同開発した新型コロナウイルスのワクチンについて諮問委員会を開催。外部の意見を聴取して安全性と有効性を評価し、緊急使用許可の是非を判断する。(13日に専門家の委員会が開催され、票決により決定する。但し、否決された場合、FDAは緊急性からこの決定を無視することもできる)
 FDAが臨床試験データを分析した文書によると、安全性と有効性に問題はないとしている。使用許可は速やかに出されるとみられ、8日にファイザーなどのワクチンの接種が始まった英国に続きカナダが開始しており、米国でも接種が始まる見通し。
 米政府のワクチン開発を進める「ワープ・スピード作戦」の最高執行責任者、ギュスターブ・ペルナ陸軍大将は9日の記者会見で「承認から24時間以内」に配送が始まると明言。290万回分(145万人分)が第一弾として出荷されるとの見通しを示した。
接種は、高齢者介護施設の入所者や職員、医療従事者らが優先される。

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アザー厚生長官は、一般国民向けの配布は来年2~3月になるとの見通しを示している(当ワクチンは生産に時間がかかり量が限られる)。
 同社のワクチンは21日間隔で2回の接種が必要となる。
FDAの分析では、2回目のワクチンを接種後に、発症を予防する有効性は95%となっている。
副作用としては接種部位の痛みが84%、倦怠(けんたい)感が63%、頭痛が55%でみられたが、いずれも1日間程度の軽症だった。
 FDAはファイザー製ワクチンに続き、米バイオ医薬品企業モデルナのワクチンについても月内にも承認する運び。
米政府は年内に合計で4千万回分(2千万人分)を接種できるとしている。

一方、米国防総省のホフマン首席報道官らは9日の記者会見で、沖縄県の嘉手納基地を含む国内外の米軍施設計16ヶ所でワクチン承認から24~48時間以内に接種を始めると発表した。

米国の人口は3億2775万人、ワクチンは2回投与となる。
収束させるためにはワクチンによる擬似感染により、国民の6割以上に抗体保持者が出現することで可能となる・・・集団免疫論。

<世界の感染者7000万人を突破>ワールドメーター版
12月10日現在
1、世界の累計感染者数は7,070万人、10日新規感染者67万人(9日新規感染者65万人)、累計死亡者158万人、10日新規死亡者1.2万人(9日1.2万人)、重症者数10.6万人。

2、米国は、累計感染者数は1,603万人、10日新規感染者21.7万人(9日新規感染者22.6万人)、累計死亡者29.9万人、10日新規死亡者3千人(9日3千人)、重症者数2.7万人。
勢い止まらず。

 

[ 2020年12月11日 ]

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