１２月１５日までの首都圏４都県と全国の新型コロナ感染推移＜週別＞

１２月１５日までの首都圏の感染状況は、首都圏から既に全国へ拡散され、首都圏外の感染の増加率が首都圏より大きくなっている。

全体の感染者数が急増する中、首都圏の感染者の全体に対する比率も１０月３１日の週の４４.５％から１２月１２日の週では３７．６％と７ポイントほど高く、拡散したことが窺える結果となっている。

１２月の致死率は、首都圏では１３５人が亡くなり１．００％だったが、首都圏外は４１５人が亡くなり、致死率は１．８７％と首都圏より大幅に致死率が高くなっている。

理由は、若い感染者が多い首都圏、高齢者の感染者が多い地方という人口構成から来ている。それに病院の医療対応や医療体制の違いも関係していようか。ただ、首都圏でも高齢者施設や病院のクラスターが多く発生しており、２０日も経過すれば首都圏の致死率も高くなってくるものと見られる。

１２月の日平均感染者数は２,３８３人、今後ともこうした感染者数が続けば、日平均３５人が亡くなる計算になる。

感染者数の日平均が３,０００人になれば４５人が亡くなることになる。４５人×７日、１週間で３１５人が亡くなる。

死んでしまえば、ワクチンも要らず、鬼滅の刃も菅さんも二階さんも銀座のステーキも関係ない存在。一方で繰り返し短期決戦を行わず、新コロナの感染拡大を長引かせていることで飲食や店舗等のサービス産業に従事する若い女性たちの仕事が奪われ、自殺者も急増している現実もある。高給取りの官庁の人や議員さんたちには関係ないことのようだ。

新コロナに対する見本は台湾もベトナムも中国もあった。それも初期に失敗しても５月６日から６月いっぱい５０日間以上新規感染者は急減していた。この期間に選挙したり傍観したりした結果が今日の感染増となっている。言い分けに死人ばかり出す欧米と比較して自己満足する他人を納得させようとする自治体長や政治家など死人を前に許されるものではない。

スクロール→

首都圏の感染状況
	全国	東京	神奈	埼玉	千葉	４計	構成
10/31週	4,739	1,193	406	253	259	2,111	44.5%
平均	677	170	58	36	37	302
11/7週	6,113	1,339	549	346	276	2,510	41.1%
平均	873	191	78	49	39	359
11/14週	9,661	2,085	781	540	411	3,817	39.5%
平均	1,380	298	112	77	59	545
11/21週	13,690	2,820	1,139	757	587	5,303	38.7%
平均	1,956	403	163	108	84	758
11/28週	14,560	2,904	1,143	724	556	5,327	36.6%
平均	2,080	415	163	103	79	761
12/5週	15,420	3,167	1,180	936	524	5,807	37.7%
平均	2,203	452	169	134	75	830
12/12週	17,326	3,368	1,317	1,139	690	6,514	37.6%
平均	2,475	481	188	163	99	931
12/13日	2,385	480	231	143	111	965	40.5%
12/14日	1,681	305	121	102	80	608	36.2%
12/15日	2,431	460	226	173	119	978	40.2%
累計	184,732	47,990	15,396	10,712	8,373	82,471	44.6%
死亡累計	2,702	547	227	174	101	1,049	38.8%
致死率	1.46%	1.14%	1.47%	1.62%	1.21%	1.27%
12月感染	35,746	7,051	2,843	2,290	1,381	13,565	37.9%
12月死亡	550	58	30	33	14	135	24.5%
致死率	1.54%	0.82%	1.06%	1.44%	1.01%	1.00%

注、10/31週は10月25日～10月31日までの週

[ 2020年12月16日 ]

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