アイコン 抜け穴 パイロット検疫 東京都内の英国型コロナウイルス感染者


東京都で見つかった2人の英国型コロナウイルス感染者は、検疫を受けない英国便のパイロットだったことが判明、もう一人はその家族だった。
濃厚接触者、接触者すべてを検査にかけるしかないだろうが、東京都は濃厚接触者しか検査しないだろう。
14日に英国から帰国したパイロットが、その後感染が確認されたが、小池都知事は英国型の遺伝子解析は国が解析すべきだとダダをこね、感染研での解析が遅れた。
小池都知事はGoTo中断でも政府が決めたこと、政府が中断の有無を決定すべきだとして、10日以上も都民に対して責任放棄、その間に今日の感染増を招く火種を醸成させてしまった。
マスク含めてTV用ファッションショー、語呂合わせボード、横文字キャッチフーズ、誰も真剣には見ていられないほどのでき、言葉遊びにうんざり。

厚労省は今や15分で検査ができる検査機器もあるというのに、パイロットに対して空港検疫検査をしていなかった。乗務員すべても同じことだろう。

第一次感染拡大期は欧州型だったが、厚労省成田検疫所では検査試薬を不良化させ、3月12日~19日まで検査できなかった。
この間、欧米でのロックダウンを恐れて急遽大量に帰国した日本人ビジネスマンや旅行者たちが全国へ帰郷し、付着・感染したウイルスが3月下旬から4月にかけ全国一斉に火を噴き、4月7日の緊急事態宣言に至った。

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もともと飛行機は機内の空気そのものは清浄とされ、機内感染はないとされたが、その後、飛行機内感染はいくらでも報告されている。人-人が接触する限り感染しないことはない。厚労省と国交省の固定観念だろうか。
パイロットも搭乗員も防疫対策は個々に採っていようが、現地で宿泊もし食事もし買物もする。

COVID-19は中国・武漢でロックダウンするほど感染急拡大、その亜種が現在の欧州型。ウイルスそのものは世界中で変異し続けており、問題となる変異種は、①感染力が増した、②重症化しやすい、③ワクチンが効かないなどに変異した場合、問題だとして発表される。

今回、欧州型より感染力が最高7割強い英国型が英国南東部で発見され、ロンドンがあるイングランドを席巻していることから重大事になっている。
さらに英国型より感染力が強い英国型の亜種の南アフリカ型が発表されている。
ただ、南アフリカの保健相(医学者)は、ハンコック英保健相が「南ア型は、英国型よりさらに感染力が強い」と発言したことについて、根拠を示せと激怒している。
南ア型は現地での初期の医師の話の報道では、「若者も重症化する確率が高い変異した新型コロナウイルス」と述べていたが、検証はされていない。
ナイジェリア型も報告されているが、脅威のほどは現在のところ不明。

今後、都内で英国型が感染拡大すれば、厚労省の再度の失態となる。
当初、冬のアイガー北壁より厳しいPCR検査基準を設け、5%以上の致死率を生じさせるなど問題だらけの厚労省。
スーガー氏も新コロナのリーダーにGDPを説明する西山氏を引っ込め、田村氏にリーダーを任せるべきではないだろうか。有耶無耶天国theJAPAN。

2018年9月に発生した日本の豚コレラ、防疫失敗、すでに2年以上かかっている。その間、担当大臣殿は豚コレラそっちのけで賄賂の受け取りに忙しかったようだ。広島の河井夫婦の不正買収事件に連座したアキタフーズの捜索で発覚、最近、議員もお辞めになった。
そんなこんなで、日本の新コロナウイルス感染症は、ワクチンがあっても7月のオリンピックどころか、欧米収束予測の8月どころか、日本の収束はいつになるかわからない。早く収束して欲しいものだ。あんなに花盛りだった桜も散った。

 

[ 2020年12月27日 ]

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