アイコン 緊急事態宣言要請の東京都の新コロナ感染状況


北海道や大阪は、料飲食店の営業時間を午後9時までに時間短縮要請により、北海道は大幅に感染者を減少させ、大阪も300人前後まで減らしその成果を上げているが、東京都は午後10時に設定したことにより、感染拡大を続けてきた。
当然、経営上、要請に応えられないとする店舗や10時までだったら表看板を閉め中では営業し続けるところが続出したものと見られる。
9時までの場合、料飲食では1次会で早期に切り上げ帰宅しようが、10時の場合は2次会へ梯子する人たちの受皿となる時間帯、時短に協力したとしても看板の明かりを消すだけでせっかく入った人たちを追い返す経営的余裕もないのが現実だろうが、その違いは大きい。

東京都の場合、11月28日から時短要請している。しかし、小池氏の新コロナに対するリーダーシップ力は0に近く、現在どの程度時短要請に応じているのかさえ、数値化されていない。飲食店の感染者は減っていると時短要請にも反対した議員たちがいたことから10時に設定したものと見られる。(神奈川県の場合、横浜・川崎に限れば時短に協力している店舗は2割しかないという現実)
反対した都議会議員は自ら名前を公表すべきだろう。

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しかし、12月11日には政府分科会が午後8時までの営業時短を要請していた。分科会の要請に政府も従わないことから、小池氏の都が従うわけもなかった。

料飲食店の梯子では、どこで感染したかもわからず、店舗に迷惑をかけていけないという心理も働き、家庭内で感染を広げ、家庭からさらに学校や職場に感染が広がり、家族に介護や医療関係者がいた場合、場合によっては高齢者施設や医療機関での集団感染にも発展するリスクを伴っている。
・・・感染者は発症する2~3日前から人様に感染させる能力を有し、発症し陽性の判定を受けたときには多くの人に感染させている可能性があるというCOVID-19。

菅首相としては、小池氏に対して午後8時までにするように分科会が要請したにもかかわらず、午後10時のままにしたのは小池氏であり、することもしないで「緊急事態宣言を出せ」とはいかがなものかと、官房長官時代からの菅×小池バドルを引きずっている。 

ただ、両者のバトルなど都民や首都圏民には関係ないこと、現場の知事として求められていることは感染者数を最良の方法と手段により減らすことにある。
経済も大事だが短期間の宣言により減らす機会は、ここまで感染が拡大する前にいくらでもあった。結果、感染者増=感染死亡者増(12月だけで1340人死亡)、そして経済も駄目にしまっている。感染急拡大地では1週間か2週間単位の宣言を行うべきだったのでは・・・。
元々番頭の器、菅氏に多くを期待できなければ、知事がリードすべきであろうが、知事のくせにリーダーはおらず、新コロナ対策では集団運営により、政府も首都圏知事も責任回避する動きに専念している。予算の関係はあろうが、特に小池都知事の動きは政府へ責任転嫁する動きが目立ちすぎる。

↓東京都の1月3日の感染者数の状況
あまりにも多い自宅隔離者が買い物に出かけ感染させている可能性は否定できない。自宅隔離を減らすために東京五輪の選手村に医師や看護師、救急車を常駐させ隔離施設にすべきではないだろうか。
韓国では自宅隔離者については、地方公務員1人が自宅隔離者1人か2人を電話で管理し、日に2回電話を入れ健康状態チェックとスマホの行動履歴により無断外出をチェックしている。地方公務員の大勢に新コロナの対策に当たらさせている。東京都もできないことは一つもない。


スクロール→

東京都 1月3日現在

累計感染者数

62,590

累計隔離解除数

51,657

累計死亡者数

632

現在感染者数

10,301

  病院入り

2,902

  うち重症者

101

自宅隔離者

3,498

自宅病院調整中

3,015

1月3日感染者数

816

 うち65歳以上

96

 比率

11.8%

検査人数

6,875

 陽性率

10.2%

 


スクロール→

 

全国

東京

神奈川

大阪

北海道

1210

2,965

600

213

415

197

1211

2,792

595

285

357

241

1212

3,038

620

223

429

177

1213

2,384

480

231

308

189

1214

1,681

305

121

185

164

1215

2,425

457

226

306

125

1216

2,993

678

287

396

104

1217

3,208

821

319

351

139

1218

2,837

664

295

309

141

1219

2,989

736

314

311

132

1220

2,490

556

238

250

135

1221

1,806

392

188

180

110

1222

2,688

563

348

283

74

1223

3,267

748

346

312

114

1224

3,740

888

495

289

123

1225

3,829

884

466

294

97

1226

3,880

949

479

299

161

1227

2,944

708

343

233

85

1228

2,398

481

334

150

94

1229

3,605

856

394

302

87

1230

3,852

944

432

307

133

1231

4,520

1,337

588

313

167

11

3,246

783

470

262

98

12

3,059

814

382

258

77

 

 

 

 

[ 2021年1月 4日 ]

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