アイコン 学校感染 都立高で45人感染 感染リスクは各分野や拡大するのみ

 

 

東京都は、区内の都立高校で45人が感染したと発表した。2つの運動クラブに集中し、12月26日~1月3日にかけ生徒41人、教師4人の計45人が感染し、うち一つの運動部は都外の大会出場に遠征していたが、遠征先での検査で16人の感染が確認され出場を辞退した。学校では4日~8日まで休校にし、濃厚接触者の検査を進めている。

学校は決してCOVID-19の安全地帯ではない。ここまで感染者数が拡大し、家族感染が多く発出していることからしても、教諭や学校関係者がいくら対策を取ったとしても防ぎようもない。
学業進捗問題が根底にあり、全国ではオンライン体制もない学校が多く、若いから重症化する確率も少なく感染しても問題ないとするのか、更なる感染拡大を懸念して予定されている宣言地や感染拡大地では休校を検討するのか・・・、文科省はじめ学校の休校は教育委員会でまったく検討されていないようだ。

1月になり、福岡県福津市では学童保育所でクラスターが発生している。
12月には、千葉市中央区の専門学校では集団感染が確認されている。
児童・生徒の感染は家族感染の増加とともに全国で常時カウントされている。最近の感染者は県外居住者の帰省での感染確認が全国で目立っている。

COVID-19では感染しても発熱なし、自覚症状なしが2~3日続き、その後発症する人たちが多く、しかも感染した人は発症前から感染力を持つ。また帰省前に感染検査を受けたとしてもその精度は80%前後(検査機器そのものは95%前後)であり、2割は抜け落ち、さらに検査後どこかで感染するリスクもある。
帰省しない方がベストだったろうが、やはり「私は大丈夫」と思いが強く、帰省し、自分だけならともかく、さらに高齢者含む家族や知人に感染させた人もいる。ただ、自己防疫を懸命に行ったうえでの帰省、咎めることはけっしてできない。

厚労省は10月、高齢者施設への面会規制を撤廃、高齢者施設の自主性に任せたが、高齢者施設での感染は全国で発生し続けている。

GoToトラベルを早く中断した札幌市、その余波は小樽市へ観光客が流れ、今になって小樽市では感染が拡大している。
6千万人が利用したとされるGoToトラベル、その代表格の一つに京都の嵐山観光、客の多さに驚かされたが、京都での感染者数は小康状態を続けていたことから、その罠にはまり、遅れて感染が急拡大している。

病院の感染は形態が2つあり、新コロナに対応する地域の拠点病院での感染、基礎疾患や既往症の悪化、ケガをした人が救急車で運び込まれ、クラスターが発生し、その後そうした人が感染していたことが判明するなど防御にも限界があり、全国で病院クラスターが続いている。地方にあり新コロナ防疫拠点病院での感染は、新コロナ感染者用の病床不足に直結することから問題も大きいものの、見えない疫病、防疫には限界がある。

もう一つの形態では、高齢者の入院患者を多く預かる地域の病院、顕著な例は旭川吉田病院だろうが、同じような病院は全国にいくらでもある。ウイルスの侵入経路は、厳重に警戒していても医療・病院関係者、出入り業者、外部から持ち込まれるウイルスが付着したモノでの接触感染など、完璧に防御することなどできないのが現実。既往症を悪化させ亡くなる人も大勢発生している。

自治体では職員や議員たちが忘年会を開催し、クラスターを発生させたところも多くある。どっかの市議たちは大勢で忘年会を開催、たまたま感染に至らなかったものの、営業支援のため開催したと居直る議員たち、それが現実なのだろう。

長崎県佐世保市での忘年会、参加した県議・市議も感染しクラスター成立、壱岐市では職員たちが忘年会、感染してクラスター成立。
全国でも同じようなことが生じているのだろう。今だインフルエンザと同じようなものだと主張している人たちも多い。

COVID-19ウイルスは、当初は点から点へ感染し、感染が拡大した今ではアメーバー状に面から面へ感染が拡大している。季節は寒乾期、飛まつによる直接感染増のほか、昨年2月のクルーズ船の感染拡大に見られるように、モノにウイルスが付着した接触感染も拡がっているはずだ。

ここまで感染が拡大したら、自己防疫には限界があり、幼児を持つ母親は、自らが、夫が、子供が保育所での感染がないのか、戦々恐々になって神経をすり減らしながら働いている。それも仕事を失い途方にくれているシングルマザーも多い。
そうした現実を政府も国会議員たちも知り、そうした人たちに対しても愛の手をさし伸ばすべきではないだろうか。

宣言や時短など営業規制強化では、店舗への経済的な支援だけが注目されるが、そこで働いている人たちは多くが仕事を失い、新たに仕事を探しても見つからない。政府や自治体長は、そうした人たちを生活苦から自殺に追い込むようなことだけはぜひ避けてもらいたいものだ。

大阪や愛知・福岡などは、現在、感染者数は踊り場にあり、市長や知事ではなく、市民が少しでも気を抜いたら、感染者数はしばらくすれば急上昇することになる。しかし、このまま気を引き締め続ければ漸減していく、新コロナ戦争、勝負の分かれ目にある。今回、宣言から外れ持ちこたえられるかわからない。
確認作業から始まり、石橋を叩いて渡り、後手後手の日本、ワクチン接種も日に100万件以上などできそうもなく、ワクチン接種で収束させるには今年いっぱいかかることだろう。それまで国民も経済もなんとしても持ちこたえなければならない。

[ 2021年1月 5日 ]

 

 

 


HTML Comment Box is loading comments...



※記事の削除等は問合せにて。

関連記事

 

 



PICK UP


PICK UP - 倒産