アイコン 昨年の病院外コロナ突然死196人 25日には無症状60代の福岡県男性も


警察庁の調べによると、これまでに新型コロナウイルスに感染後、病院に入院できず、自宅や施設で隔離療養していて死亡した人が全国で197人にのぼっているという。
内訳は、PCR検査などで感染確認後、自宅隔離者や高齢者施設入居者、宿泊隔離療養施設入居者などが59人。死亡後に検査が行われ、コロナへの感染が確認された人が138人(PCR検査待ち含む)。
警察庁の発表によると12月までは122人だったことから、1月になり24日までに75人も発生している。

福岡県は25日、新型コロナウイルスに感染した県内の60代男性が、自宅療養中に容体が急変して搬送先の病院で死亡したと明らかにした。県内で自宅療養者が死亡するのは初めて。
 県によると、男性は15日から37度台の熱が続き、22日に医療機関を受診して陽性が判明。保健所は23日、無症状だったことなどから男性を自宅療養とした。
急変は24日深夜。呼吸が荒くなり救急搬送され、翌25日未明に死亡が確認された。男性に重篤な基礎疾患はなかったという。
 県担当者は、対応に不備はなかったと説明している。
以上、

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本来感染症患者は病院隔離が基本、新コロナで1週間も熱が続いていることこそが発症状態であり、その間、ウイルスに全身が冒され続け、サイトカンストームに至り死に至ったものと推定される。年齢的にも60代は通常免疫力が弱くなる境目で死亡数も多くなっている。
県の担当者は対応に不備はなかったとしているが、年齢からして肺のレントゲン撮影は行っていたのだろうか。その画像も新コロナの専門家に見てもらったのだろうか?
みんなで渡れば怖くない。

厚労省の医療行政は町医者を温存し、全国で公的病院を潰してきた結果、高齢化社会、高齢の疾患者で病院の多くが満室、さらに全国440ヶ所の病院の統廃合を行おうとした矢先に今回の新コロナ感染症が発生、急遽、統廃合を見送ったものの、基本姿勢は変わらない。

厚労省は昨年潰す予定の440ヶ所の病院を新コロナ事態で潰さなかったものの、新コロナ対応病院不足が際立っている。
これまで医療行政は厚労省が全部取り仕切り、新コロナ事態ではいきなり都道府県に任せている。
地方県をまとめて広域で対応すれば、病院も余裕が出てくるはずだが・・・。ただ、東京は新コロナ感染者用宿泊施設=ホテルの借り上げは1000室も借りておらず、8千人が自宅隔離を強いられ、さらに別途、整理中として5.5千人あまりが別途自宅隔離されている。町医者を生かし公立病院を潰すという世界の潮流から逆行させる日本の医療行政、このままでは救われない。

オリンピック選手村が大規模に空いている。

 

新コロナ 東京都 1月25日現在 

累計感染者数

94,508

 

隔離解除者数

76,397

 

死亡者数

796

 

現在感染者数

17,315

100.0%

 病院入院数

2,808

16.2%

  うち重症

148

 

 宿泊施設隔離者数

876

5.1%

 自宅隔離者数

8,063

46.6%

 自宅待機の調整中

5,568

32.2%

 

[ 2021年1月26日 ]

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