アイコン 「E484K」系の新変異株3人 ワクチン有効性低下 感染研でも93件


新型コロナウイルスの変異ウイルスについて東京医科歯科大学の武内寛明講師らのグループは、イギリスなどで広がったのとは異なる別の変異ウイルスを確認したと発表した。感染力が高まる変異はないものの抗体の働きが弱くなる可能性があるという。

(英国では、これまでの欧州型、感染力の強い英国型、ワクチン有効性低下の新英国型の感染となっている。最近の猛威は英国型。)

グループは大学の附属病院を訪れた新型コロナウイルスの患者から検体を集め、ウイルスの遺伝情報を詳しく調べた結果、昨年12月下旬から1月中旬までの間に診察した3人の患者から検出されたウイルスに「E484K」と呼ばれる遺伝子の変異が確認されたという。

「E484K」の変異は抗体の攻撃を避ける性質に関係するとされ、同じ変異は南アフリカやブラジルで確認された変異ウイルスでも見つかっているが、これらのウイルスとは違って感染力を高める変異はない。3人の患者は海外への渡航歴はなくいずれも無症状か軽症だったという。
グループは「E484K」の型はカナダタイプだとしている。

一方、国立感染症研究所は、同様の「E484K」変異ウイルスはこれまでに関東全域で91件、空港検疫で2件見つかっていることを明らかにし、今後、実態を把握していくと発表した。

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国立感染症研究所は、これまでに見つかっているイギリスで広がった変異ウイルスなどと同様の警戒(感染力が強い、重症化する可能性が高いなど)が必要な状況では無いとしていて、いずれの変異ウイルスに対しても3密を避けることやマスクの着用、手洗いなどの徹底といった基本的な対策は変わらないとしている。

ただし、同大グループは、国立感染症研究所の「E484K」の変異株と特性は変わらないが、系統は異なるとしている。

南アフリカ型やブラジル型および新英国型変異株は、現行ワクチンの有効性が低下するとして、米ファイザー社やモデルナ社はすでに対応できるワクチンの開発に当たっている。
今後、COVID-19ウイルスは、さらに変化し続け、中にはこれまでのワクチンが効かない、感染力、重症化率が高い変異株が出現する可能性もあり、それを回避するには、世界で早期に収束させることが求められている。

(日本の厚労省・検疫当局の防疫対策の水際対策は、水浸し対策と自民党議員が述べるほど杜撰。現行、入国停止措置が取られているが、再びビジネス客でも開放すれば、こうした変異株の日本侵入はさらに増加することになる(現在、日々1000人以上に検疫PCR検査をしており、入国実数はその数倍以上になると見られる)
渡航事前のウイルス検査陰性者でも10~14日間の全員施設隔離が必要、全員隔離ができなければ解除しないことだ。PCR検査の現場信頼性は8割しかない。2割は感染者を見逃しているのが現実。米国ではこれまでに人口より多いPCR検査を実施している。また、UAEでは国民1人あたり3回検査を実施している。日本は病院が逼迫するとして検査を制限している。それで致死率が低ければそれなりに効果が示されようが、米国とほとんど変わらない)

[ 2021年2月19日 ]

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