アイコン 神奈川県逗子市独自ステージ公表 新コロナ情報市民と共有へ 60ヶ所の掲示板


神奈川県で駿河湾に面する湘南海岸の逗子市は、市民に感染状況をわかりやすく表示し、危機感を共有する狙いで、新型コロナウイルスの市内の感染状況を示す掲示の張り出しを始めた。
神奈川県は7指標を基に感染状況をステージ1〜4に分類しており、掲示によって市内の感染の広がりが市民に一目で分かるようにする。
1月に新規感染者が急増したことを受け、危機感を共有してもらう狙いだという。2月上旬、市の施設や掲示板など約60ヶ所で掲示を始めた。

市は9日時点の市内の新規報告数を「ステージ1〜2相当」と計算した。逗子市は人口5万人と周辺の市に比べ少なく、1週間の新規報告数が9人以上でステージ3、15人以上でステージ4に相当するという。
毎週火曜日を基準に週1回算出し、掲示板やインターネット、メール配信などで状況を報告する。
以上、

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全国の市の多くのHPは、当日の新規感染者数や累計感染者はわかるものの、ほとんどが県の情報を見るように設計されており、該当市の最近の発生状況を調べるには非常にわかりづらい。
どうして国・都道府県・市町村の発表内容が一元化されていないのか、面倒くさいのか、隠蔽したいのか、積極的な広報をしたくないのか。それでいて、防疫対策だけはああせい、こうせいと市民に要求ばかりしている。

デジタル化の遅れは、情報公開の遅れにも直結しており、文明の利器を使わずして50年前に普及したFAXを多用する異常性こそ国が率先して改善すべき問題でもある(厚労省の新コロナの集計値はFAXで行われていたが遅延することから、今では都道府県のHPを見て集計している。今時、アホさ加減乗る出し。厚労省が膨大な費用を投じて作成した新コロナ感染状況の全国統一情報ソフトは昨年5月に完成し都道府県に導入させたが、ややこしく、都道府県から拒絶され、いまだ動いていない。)

FAX集計のために膨大な労働力のムダを引き起こしており、官庁の生産性の低さを際立たさせている。
逗子市の新コロナステージ表示での情報公開は、情報共有こそ市の防疫対策の柱の一つであり、全国の市町村に対する一つの問題提起でもあり、浸透することを願うばかりだ。
役所も変わらなくっちゃ。

3月になれば春の行楽シーズンに突入する。花も咲き乱れ人も心も浮かれるシーズン到来。新コロナとの共存などありえないが、共存させようとする日本の行政がある限り、集団免疫が構成し、収束するまであと8ヶ月あまり、人は感染しないようにするしかない。日本の人口1億2,557万人のうちまだ1億2,156万人あまり、99.6%の国民が新コロナに感染していない。

↓逗子市の新コロナ情報HP
https://www.city.zushi.kanagawa.jp/

[ 2021年2月16日 ]

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