米国、6月までに収束か 集団免疫達成 日に200万回達成中 試算
やはりアメリカの機動力は並ではない。
バイデン大統領は、就任する前に日の接種回数を倍増以上の100万件iすると公表、就任後は150万件にすると発言したところ、周囲は当時まだ100万件にも達していなかったことから、とんでもない数値だと述べていた(接種開始は12月14日)。ところが150万件を達成し、最近では200万件に達している。
バイデン大統領は、医者は当然ながらドラッグストアでも接種を認可するなど、細かいエリアでの接種を可能にしていることから実現しているものと見られる。
英国でも接種回数を増加させるため、最近、15日間研修を受けたボランティアにも医療行為のワクチン接種ができるようにしている。それもこれも国のリーダーが決定してさせているもの。・・・それで日本国のリーダーは・・・。
CNNの分析によると、米国は自然感染を除くワクチン接種のみで夏までに集団免疫に到達する可能性があると報じた。
バイデン大統領は今週、成人全員に行きわたる量のワクチンを5月末までに確保できるとの見通しを示した。
米疾病対策センター(CDC)の報告によれば、直近7日間の平均接種回数は1日約200万回。現在のペースでいくと、ワクチン接種のみで夏までに集団免疫に到達する可能性があるという。
以前の感染で自然に免疫を獲得した可能性のある人を考慮に入れた場合、その時期はさらに早まる公算が大きい。集団免疫獲得の閾値(いきち/必要な物理量)は、現時点では推計にとどまる。
ただし専門家は、感染抑制には人口の70~85%の免疫獲得が必要になるとの見方でおおむね一致しており、国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長も最近この数値に言及した。
CDCの最新データによると、米国では既に、人口の8%以上に当たる2800万人近くが2回のワクチン接種を済ませている。
接種が現在のペースで続き、米ファイザー・独ビオンテック連合と米モデルナが開発した2回接種型のワクチンしか利用できないと想定した場合、9月半ばまでに国民の70%が接種を終える可能性がある。
ただし米食品医薬品局(FDA)は最近、1回の接種で済む米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J+ヤンセン)のワクチンに緊急使用許可を出した。同社は今年前半のうちに1億回分を納入すると約束している。
J&Jのワクチン1億回分を考慮に入れると、7月末ごろまでに国民の70%、9月半ばまで85%の接種が完了する可能性がある。
以上、CNN参照
14歳未満の感染者で家庭外感染者がどれほどいるのか不明だが、14歳以内の接種を対象にしなければ、また、新型にも有効と見た場合、現在のペース(J&J含む)では6月中にほぼ収束するものと見られる。下記表参照。
米国では今後、加速度的に収束していくことになる。1回接種でも感染率が下がり、重症化も大幅に減少するデータがこれまでに示されている。
日本国のデジタル化の遅れは厚労省の新コロナ集計すら、都道府県のHP見ながら日々手作業、安倍政権になって、問題が生じても尻さえ拭けないようなわけのわからない企業に発注したり、補助金を垂れ流したりし続けてきた結果だろうが・・・。
医薬品行政も権威主義がいまだ蔓延り、時間を掛けるのが権威だと錯覚している古狸たちばかりで厚労省は執行されている。
デジタル大臣は、『FAX』を官公庁から2025年までに完全撤廃させることこそが全ての仕事ではないだろうか。
世界最大のワクチン製造国であるアメリカ合衆国、ワクチンを独占した米国は日本にとって同盟国なのだろうか。
異常事態の下では、同盟もクソも新自由主義も関係ないことが立証されたようなものだ。
日本国は7月以降に一般の人7000万人あまりが接種を開始する。
後手後手の日本は今やワクチン大臣の姿もない。なんばしょっとござるやろか。
日本の政治は100年に一度の新型コロナウイルス感染症によるパンデミックに対して、如何に無防備だったのか昨年2月以来一貫して示しているが、5年・10年後は喉もと過ぎ、それ以前と何も変わらないようにしてしまうのがこの国の最大の課題であり問題。
40年後には4000万人の人口減少が保証されている日本、飯を食っていくためには科学技術しかないにもかかわらず、あったら便利のインフラ投資ばかりに国債を発行しては国債を費消し、田中角栄さん時代から一歩も抜け出させない土建業依存体質に加え、国債依存体質の日本国政府。憂國。
スクロール→
米国の人口 |
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2017年 |
人口 |
構成率 |
男 |
女 |
0~14歳 |
61,175 |
18.7% |
31,256 |
29,919 |
15~24歳 |
43,351 |
13.3% |
22,214 |
21,137 |
25~54歳 |
128,863 |
39.5% |
64,528 |
64,334 |
55~64歳 |
42,179 |
12.9% |
20,357 |
21,822 |
65歳以上 |
51,055 |
15.6% |
22,678 |
28,376 |
合計 |
326,625 |
100.0% |
161,034 |
165,591 |
・人口増加率は0.72%、2020年推定人口は330百万人。 |
スクロール→
米国の新コロナ集団免疫推測 |
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米CDC/3月7日現在 |
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回数(千) |
千人 |
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米人口 |
|
330,000 |
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集団免疫構成 |
(70%) |
231,000 |
|||
(80%) |
264,000 |
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累計感染者数(CDC) |
|
28,770 |
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死亡者(CDC) |
|
523 |
|||
免疫獲得者 |
|
28,247 |
73,447 |
||
延接種者(CDC) |
90,400 |
45,200 |
|||
接種完了者 |
|
(38,000) |
|
||
試算(人口3億30百万人) |
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集団免疫/千人 |
70% |
80% |
|
||
必要人口 |
231,000 |
264,000 |
|
||
既感染免疫獲得者 |
28,000 |
|
|||
既接種免疫獲得者 |
45,000 |
|
|||
今後の必要人数分 |
☆158,000 |
191,000 |
|
||
14歳以内除外(61百万人) |
|||||
/千人 |
70% |
80% |
|
||
必要人口 |
231,000 |
264,000 |
|
||
14歳以内除外 |
188,000 |
215,000 |
|
||
既感染免疫獲得者 |
28,000 |
|
|||
既接種免疫獲得者 |
45,000 |
|
|||
今後の必要人数分 |
115,000 |
142,000 |
☆ |
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・※新型にも有効として試算 |
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・今後の感染による免疫獲得者数は計算に入れず。 |
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2回で完了のワクチン |
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現行ペース 200万件/日の場合 |
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/千 |
接種数 |
接種者 |
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1ヶ月、200万回×30日 |
60,000 |
30,000 |
|
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3ヶ月、200万回×90日 |
180,000 |
90,000 |
☆ |
||
4ヶ月、200万回×120日 |
240,000 |
120,000 |
|
||
5ヶ月、200万回×150日 |
300,000 |
150,000 |
|
||
6ヶ月、200万回×180日 |
360,000 |
180,000 |
|
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増加ペース 250万件/日の場合 |
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1ヶ月、250万回×30日 |
75,000 |
37,500 |
|
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3ヶ月、250万回×90日 |
225,000 |
112,500 |
☆ |
||
4ヶ月、250万回×120日 |
300,000 |
150,000 |
|
||
5ヶ月、250万回×150日 |
375,000 |
187,500 |
|
||
6ヶ月、250万回×180日 |
450,000 |
225,000 |
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J&J 1回完了ワクチン 3/2接種開始 |
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3月2日米接種開始 有効率66% |
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3~7月 |
30,000 |
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有効率換算 |
18,000 |
18,000 |
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3~7月 |
100,000 |
|
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有効率換算 |
66,000 |
66,000 |
☆ |
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・3月までに2千万回分、6月までに1億回分、年内10億回供給可能 |
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・6月までに収束は☆印パターン、今月も23日間も残っており、4,600万回分に相当する。ファイザーとモデルナは有効性(95%)考慮せず。 |
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・日本は武田薬が臨床+生産受託・宇部工場生産予定/現行、政府契約なし |
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