アイコン 宣言解除、昨年は失敗 コロコロ変わる変異株の感染者数


変異株について、どこが何をどう判断しているのか、英国型・南ア型・ブラジル型の3つに絞っているのか、3月9日で計345人の3つ型の感染者、それに加え不明だった396人についてはいつの間にか報道されなくなっている。4~5日で遺伝子検査はできるのだが・・・。

E484K型ならばワクチン種によっては問題が生じる。N501Y系の感染力が強くなっている変異株だけを問題視しているのならば、そのように説明するべきだろうが。

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英国型といってもすでにさらに各地で変異した変異株が公表されている。

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一時、上記不明に含まれると見られる日本の変異株(396人)とされた変異株はどうなったのだろうか。

今では、フィリピン型(N501YとE484Kを併せ持つ)も発表されている。

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中国か台湾の資料では英国株だけでも4分類、インド変異株まである。

 

0318c.jpg

 

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兵庫の英国型変異株は近隣の難波やUSJのある大阪・観光都市の京都に飛び火してしまったようだ。尾身氏はリバウンドと称しているが、そうではなく感染力が強いとされる英国型が急感染拡大しているのではないのだろうか。

新潟は船荷役関係だろうか。

埼玉や神奈川県には外国人さんたちが集積して住む団地などもあり、その関係だろうか。

ブラジル人など多い栃木は前回緊急事態に組み入れられ、感染の封じ込めに成功し、変異株の流入も防いでいるようだ。

 

小池・東京はもはや検査を増加させることなど毛頭考えていない。

小池百合子氏もすでに68歳の高齢者、年齢とともに柔軟性はなくなり頑固になる、なっている。検査数と陽性率を見るため、過去1週間を調べてみた。

そうすると陽性者に対して東京以外は東京の倍検査していることが判明、東京は一時1.5万件あった検査体制も日平均6,800件まで落としている。

PCR検査をあらゆる手段を用いて拡大し、感染者を見つけ出し、陰性化するまで隔離するという感染症防疫対策の基本原則など尾身氏にも脇田氏にも誰にもまったくないようだ。


スクロール→

 

国内

東京

 

検査数

陽性者

陽性率

検査数

陽性者

陽性率

317

47,776

1,130

 

1,838

409

 

316

49,870

688

4,535

300

315

17,266

984

8,190

175

314

31,295

1,316

7,516

239

313

55,562

1,268

7,972

330

312

56,851

1,316

8,314

304

311

60,152

1,312

9,612

335

合計

318,772

8,014

2.5%

47,977

2,092

4.4%

日平均

45,539

 

 

6,854

 

 

検査能力

173,717

 

 

65,000

 

 

 使用率

26.2%

 

 

10.5%

 

 

・東京を除いた場合2.1%の陽性率となる。

 

 

変異株の感染拡大を阻止するためには、既存株・変異株関係なく、検査を拡大して感染が拡がらないようにすべきだが、あ・な疫学者や大臣様は変異株を調べる遺伝子検査を大きく引き上げるとしている。
それで、上記の3変異株の動向を知ろうとしているが、知ってどうするのか、そんな暇があれば感染検査の絶対数を増やすことが先決だろう。変異株を恐れるのならば、関西3府県と首都圏、新潟県で大規模PCR検査を実施、変異株もろとも封じ込めることが当然ではないのだろうか。目先だけに飛び付き追いかけ、一つも成長しない日本の防疫政策がそこにある。
ワクチンの一般接種は7月以降、集団免疫が構成されるまでにはまだ一山も二山もある。
東京・上野公園の桜の開花は3月17日、1週間後に満開となる。高尾山は月末になろうか。
21日宣言解除、昨年の感染拡大期とまったく同じ時期になっている。
USJはポケモン施設もオープンしている。

昨年は、専門家会議が提言で首相にヨイショ、それを受け首相が3月19日、4月7日以降の休校延長はないと宣言、3月20日からの3連休、大勢が花見や買い物に繰り出した。
昨年3月末からの感染拡大には原因もあった。イタリアはじめ欧米で感染が急拡大する中、ロックダウンを恐れて日本の旅行者やビジネスマンたちが急遽大量帰国。その3月12日から1週間、当時、とぼけの加藤厚労相率いる厚労省成田検疫所では過失からPCR検査ができなくなり、帰国者のほとんどを全国へ帰郷させていた。それまでは武漢型のコロナウイルスであったが、それ以降の感染は欧州型に変わり、全国で一斉に欧州型の感染者が発生した。
英国型は会話ではマスク効果も薄いとされる。
新コロナ感染者はこのまま減少し続けますように。

 

[ 2021年3月18日 ]

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