アイコン 旭化成ホームズ オーストラリアの大手住宅会社を子会社化 McDonald社


旭化成ホームズは、当社が株式の40%を保有するMcDonald Jones Homes Pty Ltd社の株式を追加取得する契約を4月16日に締結したと発表した。これにより、McDonald Jones社は、当社持分80%の連結子会社となる見込み。

旭化成ホームズは、現中期経営計画において、新規事業の柱の1つに「海外事業」を位置付け、現在、オーストラリアと北米を中心に事業を展開している。

オーストラリアについては、2017年7月ニューサウスウェールズ州の大手戸建住宅会社であるMcDonald Jones社の株40%を取得して資本提携し、営業・マーケティング分野の支援や工期短縮によるコスト改善など、当社の工業化住宅のノウハウを活かした協働で成果を挙げてきた。
また、当社は2020年4月には、オーストラリアのスチールフレームメーカーSteel Building Systems Australia Pty Ltdを子会社化し、McDonald Jones社の躯体工程を内製化した。

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サプライヤーとビルダーが情報連携できる体制を構築し、製品改良や生産性向上を図る取り組みなどを行っている。
この度、McDonald Jones社の業績が拡大していること、またオーストラリアの住宅市場が引き続き安定拡大を見込めることから、株式追加取得にいたった。
現経営陣との協力体制を継続しながら更なるマーケットシェア拡大を目指して、同国における住宅事業の発展に注力していく。

旭化成ホームズは、米国では2018年に米国アリゾナ州のプレハブ建築部材サプライヤーであるErickson Framing Operations LLCを100%連結子会社化、2020年9月には子会社化したErickson社を通じて、戸建住宅の住宅用電気設備・基礎工事・空調設備工事を行うAustin Electric Services, LLC、Austin Concrete & Stone LLC、Austin HVAC LLC(本社:米国アリゾナ州、3社「Austin社」)を買収している。
以上、

日本の住宅会社はオーストラリアなどで分譲地開発して進出していたが、旭化成ホームズは住宅事業会社と提携や買収することで、現地に根を下ろした住宅事業戦略をとっている。
旭化成は住宅事業だけで2025年までに1兆円の売上高を目標に国内外で事業展開している。

[ 2021年4月20日 ]

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