新コロナ 3月の米労働者の雇用回復状況
バイデン政権の経済回復優先の巨額支援策を先取りして雇用状況も急回復してきている。こうしたデータも米国ではITを最大限活用していることから、指標が出るのが早い。
日本は2月の失業率を3月30日に報告している。FAXで資料を集め集計しており大幅に遅れる。それが当たり前になっている。官庁で期限を切りFAXの使用を禁止したら一変にデジタル化は進むのだが・・・。
総務省統計局の発表によると、2月の就業者数は6646万人、前年同月比▲45万人減り、昨年3月から11ヶ月連続減となった。
就業者のうち、パートや派遣社員、アルバイトなどの非正規労働者は2052万人で、前年同月より107万人減った。
完全失業者数は194万人で、前年同月より35万人増え、13ヶ月連続増となった。
COVID-19疫病に対してメリハリをつけない日本國のリーダーにより、経済が沈没しかかっている。現行、外需で持っているが、内需寄与率が57%(消費+建設)あり、リーダー欠乏症は政府や企業にも蔓延している。
スクロール→
米国の労働者の状況 順調に回復 米労働省発表値 |
U‐6失業率は10.7% |
U6はパートなど含むすべての労働者対象 |
昨年4月の失業者数は2310万人、3月は971万人。新コロナ前の昨年1月は550万人 |
U‐6時間当たり平均賃金は前年同月比+4.2% |
民間部門雇用者数は+780,000人(予想:+575,000人) |
政府部門雇用者数は+136,000人 |
労働参加率は61.5% |
製造部門雇用者数は+53,000人(予想:+33,000人) |
非農業部門雇用者数は+916,000人(予想:+647,000人) |
失業率は6.0%(予想:6.0%) |
時間当たり平均賃金は前月比▲0.1%(予想:+0.1%) |
時間当たり平均賃金は年間では5.3%上昇 |