兵庫県は保健所がパニックか
兵庫県で相次いでいる調整中の感染者の死亡、すでに医療パニックを医療機関ではなく、保健所当局が発生させているようだ。特に神戸市は現在感染者数の約6割が調整中であり、異常を通り越している。
神戸市の現在感染者数に占める自宅隔離率は8.3%と低いが、兵庫県全体では28.9%となっている。都心部は受け入れ病院が多いのだろうか。
4月22日の神戸市の感染者発生件数は17人だったり、何か不自然のところが多く、保健所および県の保健当局の管理が統率できていないようだ。
2月ころから神戸を中心に発生していた英国型変異株、あれほど感染力が強いと騒がれていたにもかかわらず、感染検査数を増やさず、検査によりウイルスを封じ込める気配をまったく見せないまま、大阪へ京都へ奈良へ、今や関東まで進駐させてしまった。兵庫県や神戸市を見ていると政府を縮図した組織のようだ。
なお、NHKが厚労省が発表している資料に基づき発表している兵庫県の新コロナ入院用ベッド数は、2月3日以前から変わらず839床、4月14日現在の使用数は620床、率は64%、重症者用ベッド数も変わらず116床、使用数は77床、使用率は66%となっている。
ただ、厚労省が大阪で把握している重症社用ベッド数は464床となっており、4月14日現在の使用数は302床で、使用率は65%となっている。大阪府が公表している重症者用ベッド数は300床、どうして160床も厚労省と異なるのか異常だ。
4月20日、大阪府が発表した重症者数は317人、重症者用実運用病床は259床、使用率は99.2%と発表している。オーバーフロー・オーバーシュートした50名以上が軽・中等症用を使用していることになる。
よって、厚労省による兵庫県の数値も当てにならない。
スクロール→
兵庫県 保健所システムパニックか |
||
各自治体発表値 |
兵庫県 |
神戸市 |
|
4月21日 |
4月22日 |
累計感染者数 |
27,018 |
9,994 |
現在感染者数 |
3,990 |
2,424 |
入院 |
707 |
201 |
うち重症 |
87 |
20 |
入院調整中 |
1,405 |
1,413 |
調整中率 |
35.2% |
58.3% |
うち施設調整中 |
1,207 |
|
施設隔離 |
538 |
127 |
福祉施設等 |
188 |
|
自宅隔離 |
1,152 |
201 |
自宅隔離率 |
28.9% |
8.3% |
死亡 |
638 |
231 |
隔離解除数 |
22,390 |
7,339 |
ここ1週間の感染者数 |
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4月22日 |
|
17 |
4月21日 |
563 |
193 |
4月20日 |
427 |
238 |
4月19日 |
293 |
174 |
4月18日 |
402 |
112 |
4月17日 |
537 |
168 |
4月16日 |
510 |
186 |
4月15日 |
493 |
|
7日間計 |
3,225 |
1,088 |
7日間日平均 |
461 |
155 |
4/5~11変異株割合 |
89.70% |
英国型 |