アイコン ワクチン2回接種しても感染する ワクチンの種によって大きく有効性は異なる

ワクチンの2月までの既存株(欧州株)での新型コロナウイルスに対する有効率は、中国製を除き、第3相の大量臨床治験データが公表されている。

ワクチンは1回で完了するJ&Jヤンセン製を除き、ほかは2回接種することになっている。
すでにワクチンを2回接種した人たちが人口比で40~60%に達している国でも感染が続き、中には感染が拡大している国さえあり、3回目のブースターショッ(追加接種)を行っている国もある。
ファイザー製は2回接種型ながら1回目から高い有効性を示すワクチンもある。

ただ、留意すべきは、1回目や2回目を接種しても、抗体が育成されるまでには約2週間かかり、その間に感染する可能性があることだろう。

インド株=デルタ株が猛威を振るっている英国では、ワクチン2回接種者でも多くが感染しているが、接種したワクチン種によっては有効性の問題があり、感染しているようだ。

ましてや、α型(アルファ型・英国型)・β型(ベーター型・南ア型)・γ型(ガンマ型・ブラジル株)・δ型(デルタ型・インド株)などの変異株出現では、α型を除き、免疫逃避があるとされ、発表されている既存株での有効率の数値は大幅に減少する。

 

因みに世界へ拡大しているデルタ株に対するアストラゼネカセ製(AZ製)の有効率は、既存株が70%に対して60%まで10ポイントも落ちる。

発展途上国向けに設置されたWHOのCOVAXを経由して接種されているのはAZ製が主、また東南アジア、アフリカ、中南米など中国が懇意にしている国々では中国製ワクチンを接種している。

ワクチン接種証明書では、2回接種して接種証明書が発行されても2回目接種から2週間経過しなければ、抗体が未完成であり、感染リスクがある。

また、AZ製ならば、接種者100万人あたり30万人に抗体ができず、変異株では40万人以上に抗体ができず感染リスクがある。

ファイザー製ワクチン既存株で5万人あまり、変異株によっては10万人以上に有効な抗体ができないという。

そうした人たちにたいしても接種証明書が発行されている点を理解しておく必要がある。
こうしたことを前提に日本は五輪での受け入れに万全な措置が必要だろう。

接種完了の接種証明書、出国前PCR検査で陰性だったにもかかわらず、入国したウガンダの選手が感染していた事実は、こうした問題を浮き彫りにしている。

組織委員会や厚労省および主催都市の東京都は、あらゆるシミュレーションの事例を作成し、対応をマニュアル化し、オリンピック前の練習のため、五輪参加のため全世界から日本へやって選手や関係者たち数万人に対応すべく、その対処能力を最大限高めておく必要がある。
逆に、大会とは別に、そうした入国した選手や関係者たちが、移動・買物をする際に、市中感染することもある。


スクロール→

SARS-CoV2 ワクチン

ワクチン種類

有効率

既存株

デルタ株

米ファイザー/独ビオンテック

mRNA型

94.6%

88.0%

米モデルナ

mRNA型

94.1%

 

英アストラゼネカ(AZ)

ベクター型

70.0%

61.0%

米J&J・ヤンセン(1回型)

ベクター型

5772%

 

露・国営ガマレア

ベクター型

自称 92%

 

中・シノバック

組換蛋白

自称 5161%

 

中・国営シノファーム

不活化型

自称78.1%

 

追、米承認7月頃予想

米ノババックス

組換蛋白

90.4%

 

・デルタ株に対する有効率は英保健省/AZ製は6290%76%としているところもある

 

[ 2021年6月28日 ]

 

 

 


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