K韓国 感染爆発の予兆 746人⇒1212人に急増 飲食店10時が問題か
韓国では7月1日から規制を大幅緩和する予定であったが、直前になり1週間延長するとしたものの、感染者は増加し続けている。
そして7日は1,212人(6日は746人)と昨年12月25日の1,237人以来の感染者数となっている。
原因は、午後10時設定の飲食店の営業時間にあると見られる。午後8時や9時では飲食も一次会で終了しようが、10時だったら2次会に入っており、酒の勢いで3次会へ突入する人たちも多い時間設定となっていることがあげられよう。
しかし、若い世代は10時で店から追い出されるため、コンビニで酒や肴を購入して公園での酒盛りとなっている現実もある。
また国政も、ワクチン接種どころかK防疫-世界のワクチンハブになると世界に宣伝しまくり、足元の感染増に軸足が置かれていないところにも問題を抱えているようだ。
また、大統領選を来年3月9日に控え、各党の予備選に向けた候補予定者たちの誹謗中傷・工作・日本に対する歴史問題、はたまた与党最有力候補者から「ソ連は解放軍・米軍は占領軍」発言まで飛び出すなど狂乱じみた発言もあり、政治家にとって新コロナどころではなくなっている。
まだまだ集団免疫効果が出るワクチン接種率には程遠く、特に人との接触が多く、行動範囲が広い若い世代の接種を後まわしにしており、その若者たちが結果としてウイルスを撒き散らす原因となっている。
一方、高齢者の接種は進み、インド株=デルタ株に対しても重症化率は低いとされ、英国で見られるように死亡者は減じようが、接種をしていない若者たちの感染は、逆に重症化率が高まるとされ、また感染者全般での後遺症問題も抱えることになる。
現状、水面下ではデルタ株の感染拡大もあり、規制緩和どころか規制を強化することしか感染爆発を食い止めることはできないだろう。
特に首都圏が新規感染者の70%以上を占めており、至急、首都圏の規制を強化するしかない。
スクロール→
韓国のワクチン接種状況 |
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韓国保健局 |
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7月7日更新分 |
減少過程へ |
集団免疫構成 |
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人口(人) |
51,700,000 |
20,680,000 |
36,190,000 |
接種件数 |
18,429,074 |
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百人当り |
35.6回 |
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1回以上接種者数 |
15,439,910 |
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人口比 |
29.86% |
達成率 |
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2回完了者数 |
5,463,292 |
26.42% |
15.10% |
人口比 |
10.57% |
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7月6日までのワクチン接種種/韓国保健局 |
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AZ製 |
12,512,093 |
67.9% |
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ファイザー製 |
4,668,467 |
25.3% |
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モデルナ製 |
77,863 |
0.4% |
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J&Jヤンセン製 |
1,170,651 |
6.4% |
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合計 |
18,429,074 |
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感染者数の状況 |
直近感染者数 |
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累計感染数 |
162,753 |
7月5日 |
711 |
累計死亡数 |
2,033 |
7月6日 |
746 |
致死率 |
1.25% |
7月7日 |
1,212 |
・ヤンセンは1回完了型。