アイコン 不正のデパート三菱電機 不正プログラム導入して偽装工作 長崎製作所

三菱電機が鉄道用空調装置の検査不正を繰り返していた問題で、製造拠点の長崎製作所(長崎県時津町)で、偽装された数値を自動的に作成するプログラムが1980年代から使われていた可能性が高いことが7月1日分かったと時事通信が報道している。

プログラムは、空調装置の冷房性能と消費電力を調べる際、顧客の指定とは異なる条件で試験を行っても、条件に沿った形に自動的に数値を偽装する優れもの。

指定通りに行った初号機の「形式試験」結果に基づき、「適当に数値をばらつかせた」(関係者)上で、合格証に当たる検査成績書を作成し、顧客に提出していたという。

 

顧客が指定する試験は手間暇がかかるため、三菱電機側が定めた条件で一律的に検査し、事後に数値を偽装して辻褄を合わせた。

プログラムによる不正は80年代には行われていたとみられるが、実際の不正はそれ以前から常態化していた可能性もあるという。

同社によると、検査不正は少なくとも85年ごろから2020年まで行われていた。

最大8万4600台が不正の対象になる可能性がある。

このうち6万8800台は国内の鉄道会社に出荷、1万5800台は海外の地下鉄などに納入された。

 

長崎製作所では、
このほかブレーキなどに使う空気圧縮機ユニットの形式試験についても、旧機種の試験結果を採用するなどの不正を最大1000台で行っていたことが明らかになっている。

三菱電機では、
パワー半導体検査での不備
2020年2月、パワーデバイス製作所(福岡市)で製造されたパワー半導体の絶縁耐圧試験で、2014年5月に新方式での検査方法が決められた後も、2014年11月から2019年6月にかけて旧方式での検査で出荷していたことを発表した。

自動車用ラジオのEU規格不適合品の出荷
2020年12月、三田製作所(兵庫県三田市)で開発・設計されたEUの自動車メーカー向けラジオでEU規格に適合しない製品4種33万5238台を出荷していたことを発表した。

安全基準を満たさない電気制御部品の出荷
2021年5月、名古屋製作所可児工場(岐阜県可児市)で製造された工場での配電盤などに使われる電気制御部品で安全基準を満たさない製品を出荷していたことを発表していた。
以上

 

[ 2021年7月 2日 ]

 

 

 


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