アイコン 都のPCR検査縮小の危険性 発症時ウイルス数300倍のδ株 24日のワクチン接種状況

東京都は感染爆発により保健所業務が繁忙になったことから、PCR検査業務を濃厚接触者も含め限定するとして縮小している。
 1月には、東京都や神奈川県などの感染拡大期、医療機関が逼迫していたことから濃厚接触者でも高齢者などに検査を限定し、縮小した。これは厚労省の薦めでもあった。
今回は、高齢者に対するワクチン接種が進み、縮小させる理由、表現を変えたようだ。
1月は、PCR検査を放棄しても「宣言規制」の効果により感染者は減少したが、感染力と重症化率の強いデルタ株では通用していない現実に直面している。
すでに東京都では7月12日に宣言を発令し1ヶ月以上経過しても感染者数は減る傾向にない。

その原因を国や都は人出の多さだけに求めている。何故かデルタ株が持つ脅威の感染力については触れようとはしない。
デルタ株は感染力が強いからこそ、感染者を一人でも多く見つけ隔離する必要があろうが、国や都はその手段となっているPCR感染検査を進めるどころか、放棄するという前代未聞の事態を進行させている。
感染力の強い疫病に対して、国や東京都の政治家たちは、一人でも多くの感染者を隔離することなく、感染者を街中に溢れさせ、医者に治療に当たらせるという江戸時代の対処方法をそのまま政治で司っており、その政治こそが制御不能状態に陥っているのではなかろうか。
そもそも疫病を、疫病素人の政治家が最前線に立ち、指揮する国など世界中どこにもない。

韓国の中央防疫対策本部は8月24日、デルタ変異株感染患者の初期感染力についての調査結果を次のとおり発表した。
 症状発現日以後のデルタ変異株感染患者の呼吸気検体1848件と既存の新型コロナウイルス患者の呼吸気検体2万2106件を比較分析した結果、
デルタ変異株感染患者の検体からは、症状発現当日に既存ウイルス患者の検体より約300倍多いウイルスが検出された。その後、症状発現4日目には30倍、9日目には10倍以上などとなり差が小さくなり、10目日以後には差がなくなった。
これは、デルタ変異株の場合には、症状発現初期に感染の可能性がはるかに高いことを示唆する。
以上、

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デルタ株の感染力は、既存株の約1.5倍高いとされるアルファ株(英国株)より、さらに1.5倍高いとされている。上述のウイルス数の違いはそれを裏付けるものだろう。

既存株では発症までに5日間前後かかるとされたが、デルタ株では感染してから3日前後で発症しているという医師の話もある。免疫力が強いとされる10歳未満の感染者も感染構成率が倍以上に増えており、ワクチンをまだ接種していない40代~65歳未満の中等症2、重症者も既存株に比較にならないほど増加しているという。

それはまさしく、重症化率が高いことを立証しており、ワクチン接種で隠れている高齢者の重症化はかなり深刻なものと思われる。
(厚労省の感染検査数は、行政検査数に加え、民間が個人や企業向けに有料で行っている検査数を入れたりしており、検査を減らしてもわからなくなっている。東京都の感染検査数の公表もこれまでから変え、詳細を見ない限りわからなくしている。えげつない。)

<ワクチン接種>
全体のワクチン接種は感染者が減り始める40%以上の人が接種を終えている。ただ、65歳以上の限られた空間で活動する高齢者の接種が高く、社会活動が一番旺盛でデルタ株による感染のターゲットになっている65歳未満の一般の人たちの接種完了者はまだ19%台であり、この部分が40%に達する9月20日ころまでは、感染が高止まりする可能性がある。
また、全国の感染源となっている東京都の一般の接種率は、下記全国平均より数ポイント低い。都知事自ら制御不能状態の東京都にあり、逆に東京都の接種が、国全体のためにも一番急がれようか。
 


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ワクチン接種状況 首相官邸版から算出

2021824日官邸公表分

人口

125,570,000

 

 

全体接種総回数

119,818,884

95.4%

 1回以上接種者/人口比

67,280,215

53.58%

 2回接種完了者/人口比

52,538,669

41.84%

うち医療関係者・人口

6,500,000

 

医療従事者と介護者等含む。接種率は非常に高い。

 接種総回数/百人当り

12,294,115

189.1%

 1回以上接種者/人口比

6,370,000

97.00%

 2回接種完了者/人口比

5,924,115

91.10%

うち高齢者・人口

35,500,000

 

接種率は非常に高い

 接種総回数/百人当り

62,177,967

175.1%

 1回以上接種者/人口比

31,590,840

88.99%

 2回接種完了者/人口比

30,587,127

86.16%

うち「一般」・人口

83,570,000

 

デルタ株はこの層を襲っている。

11歳以下の1280万人を含む。

 接種総回数/百人当り

45,346,802

54.26%

 1回目以上接種者/人口比

29,319,375

35.08%

 2回接種完了者/人口比

16,027,427

19.18%

・人口は総務省発表の202111日推定人口による。

・一般には学校・大学・職域・職場接種を含んでいる。

・医療従事者等は730日までの分を82日に開示以降、開示しておらず、その後の接種は一般にカウント。当初480万人でスタート、その後一部介護者等増加していた。

 

[ 2021年8月25日 ]

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