アイコン 東京都の感染状況の詳細とワクチン接種状況、各種資料作成

昨年7月に決定的となった小池氏と菅氏の対立関係、ここに来て手を結んだのは東京五輪だけではなさそうだ。その裏には新コロナ感染者をどう処理するかも話し合われ、中等症含めて自宅隔離を基本とする政策が首相の口から飛び出した。

小池東京都が14000人もすでに自宅隔離させており、その援護射撃に打って出たようだ。魑魅魍魎の政治の世界、昨日の敵は今日の友、秘密のあっ子ちゃんのようだ。

 東京都では、これまでにも多くが自宅隔離を要求されているが、自宅隔離の娘に熱が出て母親が心配して保健所に何回も連絡しても保健所につながらないという事態を、首相が主導する中等症までの自宅隔離で連絡が常に取れるようになるのだろうか。

 政府は綺麗ごとで中等症を含む自宅隔離者を管理できるとしているが、政府が管理するシステムの現実は、感染者統合管理システムおよびワクチン接種統合管理システム一つ満足に機能させていない状況にあり、ましてや生きた感染者の管理など東京都もどこも管理体制・管理するシステムも何も構築されてもいない。

 今年に入ってから6月までの半年間で、入院や隔離施設に入れなかった人も含め自宅隔離者の死亡数が84人も発生しているという。

連絡しようにも保健所に電話がつながらなかった人がそのうちどれほどいようか。

 感染拡大地ではすでに放置状態。偉そうに何かあれば保健所に連絡してこいというのが行政であり、その連絡さえなかなか繋がらない電話、家族は不安で不安で・・・。

 東京都では、8月3日現在すでに自宅隔離者数は14,000人を超えており、韓国のように自宅隔離者に対しては、位置情報も含めてスマホで管理するシステムを構築し、それもマニュアル化して全国の各自治体の職員一人が自宅隔離者一人を管理し、日に2回連絡、異常の場合は専門家へ即連絡するような管理システムは何も構築されていない。

 都庁の職員全員がそれぞれ、感染者一人に対応しなければ、保健所が自宅隔離者を管理して対応できるような人数ではない。

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ましてや施設隔離や入院調整中の人も別途8400人以上おり、その采配だけでもパンクしている。

 7月28日現在、厚労省が発表している新コロナ用病床数は、東京都では6,406床あり、使用数は2,981床で使用率は47%となっている。

また、東京都の重症者用ベッド数は1,207床あり、使用数は773床で使用率は64%になっている。しかし、新コロナの重症者数は7月28日現在80人であり、そのほとんどが、ほかの病の重症者数がカウントされていることになる。

新コロナ用に確保しなければ、重症者用ベッド数は新コロナ重症者数が0の場合でもすでに使用率は57.4%となり、新コロナによる逼迫度合いは見えてこない。

 一方、東京都が発表している8月3日現在の新コロナ用確保ベッド数は5,967床、入院数は3,351人、うち重症者用は392床、うち重症者数は112人が利用と報告されている。

都と厚労省の差異がどこにあるのかは以前から不明のままだ。

 過去10日間の感染者の動きは、10日前は千人台の感染者数が直近では3千人台に増加、それに伴い自宅隔離者は5,601人から14,013人と約3倍に急増、別途、入院等調整中の人も自宅隔離状態にあり、2,640人も加え8,417人まで増加する。

 死亡者数は、感染拡大期から3週間のタイムラグがある。しかし、新コロナによる致死率が高い高齢者に対するワクチン接種が大幅に進み、高齢者の感染率(過去の多いときは20%、直近1週間では2.0%と1/10に減少している)や重症者数・率とも大幅に低下している。

  東京都は隔離施設(ホテル)が、1月より増加しているものの、ほかの府県より、感染者の割には圧倒的に少ない。ホテルを借り上げていないのだろう。小池さんは新コロナ感染者に対してはケチンボで冷たいのだろうか。それで東京の首長として許されるのだろうか。

 選手村は現在でも東京都が借り上げており、東京五輪までは隔離施設として利用すべきだろうと当HPで提唱したこともあったが・・・。

 

 

<↓過去10日間の感染者の状況推移>


スクロール→

8月3日までの10日間の感染者の状況推移

 

8/3

8/2

8/1

7/31

7/30

累計感染数

226,930

223,221

221,026

217,968

213,910

.当日感染数

3,709

2,195

3,058

4,058

3,300

累計隔離解除

197,045

195,497

192,356

192,356

190,803

 当日解除数

1,548

3,141

未報告

1,553

1,391

死亡数

2,300

2,293

2,293

2,293

2,290

 当日死亡数

7

0

0

3

2

現在感染者数

27,585

25,431

26,377

23,319

20,817

入院数

3,351

3,231

3,166

3,209

3,135

 うち重症数

112

114

101

95

88

施設隔離数

1,798

1,769

未報告

1,758

1,784

自宅隔離

14,019

12,161

未報告

10,392

9,793

入院等調整中

8,417

8,270

未報告

7,960

6,105

 検査数

 

16,620

3,307

9,858

9,603

(3日間移動平均)

 

7/29

7/28

7/27

7/26

7/25

累計感染数

210,610

206,745

203,568

200,720

199,291

.当日感染数

3,865

3,177

2,848

1,429

1,763

累計隔離解除

189,412

188,116

186,917

185,612

184,379

 当日解除数

1,296

1,199

1,305

1,233

1,009

死亡数

2,288

2,285

2,279

2,277

2,277

 当日死亡数

3

6

2

0

0

現在感染者数

18,910

16,344

14,372

12,831

12,635

入院数

3,039

2,995

2,864

2,717

2,632

 うち重症数

81

80

82

78

72

施設隔離数

1,819

1,829

1,827

1,799

1,762

自宅隔離

8,477

7,348

6,277

5,991

5,601

入院等調整中

5,575

4,172

3,404

2,324

2,640

 検査数

12,856

13,578

12,429

17,776

3,776

(3日間移動平均)

 

 

 

 

 

過去の入院数で一番多かったのは112日の3427人、重症者数は120日の160人。その後増加させている。

検査数は最近になり、別途と都独自のスクリーニング調査が日平均1万件弱行われている。しかし、圧倒的に感染検査数が少ない。行政の怠慢。

 

<世代別感染者の動向は>

8月3日までの感染者数23362人の年齢別構成率では、20~30代が過半の57.3%となっており、次に40~50代の25.7%となっている。また、主に生徒・学生が多い10代の感染者数も8.4%と多くなっている。


スクロール→

東京都の最新7日間の感染者の世代構成率

 

10

10

2030

4050

60

70

合計

83

157

321

2,060

994

102

75

3,709

82

92

166

1,293

556

52

36

2,195

81

101

274

1,780

756

78

69

3,058

731

153

354

2,371

981

127

72

4,058

730

110

275

1,933

839

83

60

3,300

729

120

323

2,199

1,019

122

82

3,865

728

138

250

1,758

859

99

73

3,177

7日間合計

871

1,963

13,394

6,004

663

467

23,362

構成率

3.7%

8.4%

57.3%

25.7%

2.8%

2.0%

100.0%

 

<重症者数の年齢別現在残推移は>

40代、50代、60~64歳代の重症化率が多くなっている。

デルタ株により4050代の重症化率が高いとされているが、この層はそれほど多く感染しており、特に多いとは認められないのかもしれない。


スクロール→

現在重症者数

 

20代未

20

30

40

50

60

70以上

83

0

2

6

24

45

19

16

82

0

2

8

26

44

19

15

81

報告なし

 

 

 

 

 

 

731

0

2

7

17

32

21

16

730

0

2

6

16

31

18

15

729

1

2

3

16

27

18

14

728

0

1

3

17

30

15

14

8/3構成

0.0%

1.8%

5.4%

21.4%

40.2%

17.0%

14.3%

                                                                                                                          

<日本のワクチン接種状況>

医療関係者はほとんど接種を終えた状態となっている。高齢者は予想より多くの人たちが接種しており、すでに77%が接種を完了し、1回以上の接種者率は86%に達している。

 しかし、一番活動が活発でデルタ株の猛威に晒されているそれ以外の一般の人たち(12~64歳まで),160万人余りについては、1回以上接種は20%あまり、接種完了者は7%に過ぎず、デルタ株では1回目の接種では有効性が低く、一般ほかの人6600万人あまりが感染リスクに晒されている。


スクロール→

ワクチン接種状況 首相官邸版参照

累計接種回数 8月3日公表分

対象数

医療関係者

高齢者

一般ほか

総人口

人口⇒

6,500,000

35,500,000

71,610,000

125,360,000

 

 

 

 

総接種数(回)

12,294,115

58,093,819

18,724,055

89,111,989

 百人当たり

189.1

163.6

26.1

71.1

1回以上接種

6,294,115

30,730,422

14,143,183

51,167,720

接種率

96.8%

86.6%

19.8%

40.8%

2回接種者数

6,000,000

27,363,397

4,580,872

37,944,269

 2回接種率

92.3%

77.1%

6.4%

30.3%

・医療関係者数は増え続けており接種回数からして650万人と仮定した。

一般ほかの人口については、011歳の1,175万人は除外した。

 


スクロール→

日本の最近のワクチン接種回数の状況

首相官邸データ

 

累計回数

差し引き

83

89,111,989

1,730,327

3日平均

312

87,381,662

3,372,224

1,124,075

730

84,009,438

1,410,970

 

729

82,598,468

1,578,334

 

728

81,020,134

1,636,475

 

727

79,383,659

1,656,736

 

726

77,726,923

 

 

・過去1ヶ月以上遅れて接種数を報告する自治体もあり、差し引きがそのまま当日の接種回数ではない。

 

<東京都のワクチン接種状況(推定値)

まだ840万人+12歳未満120万人の計960万人あまりが感染リスクを抱えている。

デルタ株に対するファイザー製ワクチンは1回目の有効性は低く、2回目で有効率88%と仮定すればさらに35万人あまりに感染リスクがあり、まだ1000万人あまりが感染リスクを抱えていることになる。

 爆沈大臣はここに来て感染爆発地に対してワクチンを集中接種するとしているが、東京五輪を本気でやりたければ、昨年から首都圏の優先接種を考慮すべきではなかったのだろうか。首都圏・特に東京都は全国への感染源地帯でもあり、ほか道府県の了解も取り付けられただろう。

 何から何まで追っかけごっこ。

今回の感染急拡大において、国民に対する医療体制・治療体制放棄まで発表してしまった。中等症患者は列記とした病人、それでも入院するな、入院させない、自宅で自己治療せよ、自己管理せよとの首相の御言葉である。

 東京五輪では直接的な人たちだけ公表し、少なく報告されているが、バッサクヤード・食料食材関係など間接的な人たちも含めれば何百万人も動いている。警備だけでも警備会社+警察官+自衛隊で100万人あまり配備している。

 厚労省によると日のPCR感染検査能力数は30万件もあるというのに、ここに来ても1/3も使用していない。1月の感染急増時から検査数はまったく増加させていない。能力だけが大きくなっているだけの宝も持ち腐れ状態、神棚に奉っている。

 今日の感染爆発事態の問題は、パンデミックの疫病を自治体任せにしていることにすべての問題が帰結している。

国は国のお金を使う規制に入るかどうかだけ采配し、ほかは放棄している。また、PCR検査は行政検査のみ国費扱いとし、自治体がスクリーニング検査をしようにも、国が極わずか事前に許可したもの以外は検査費用を認めず、自治体の資金で行うことになっている。

厚労省は、検査能力だけはいっちょ前に30万件と公表しているものの、実際は、昨年の4月20日以来、一方で検査をさせないことに腐心している。

 医師会ではない、医師会と癒着もしていない専門家のリーダーを作らない日本國政府、有耶無耶体制が日本をこれほどまで疲弊させている。憂國。政府は日本医師会の御用機関ではない。疫病に対する国家統治能力が問われている。


スクロール→

東京都の接種回数 推定数 202183日公表分

 

医療関係者

高齢者

一般ほか

全人口比

人口

1,000,000

3,110,000

7,980,000

13,290,000

総回数

1,891,000

5,087,000

1,763,653

8,741,653

 百人当り

189.1

163.6

22.1

65.8

一回以上接種数

968,000

2,690,000

1,585,970

5,243,970

 人口比

96.8%

86.6%

19.9%

39.5%

接種完了者数

923,000

2,390,000

184,683

3,497,683

 人口比

92.3%

77.1%

2.3%

26.3%

・全人口比の右コーナーだけは確定値

・東京都の医療関係者は全国の15%が在住と仮定。

・一般から12歳までの約120万人は除外している。

・医療関係者と高齢者の接種率は全国平均値を適用している。

以上、数値データは推定以外は、東京都の公表値および首相官邸公表値を使用した。

 

参考、

1月8日が最高の感染者数


スクロール→

東京都 1月の感染拡大期の10日間の状況

20211

1/7

8

9

10

 11

累計

68,790

71,182

73,450

74,944

76,163

 当日

2,447

2,392

2,268

1,494

1,219

入院数

3,154

3,178

3,119

3,239

3,355

 うち重症数

121

129

129

128

131

自宅隔離

5,319

5,935

6,370

7,009

7,494

施設隔離

939

961

1,000

1,035

1,043

調整

4,759

5,660

6,737

6,930

7,031

死亡累計数

667

674

682

685

689

 当日

11

7

8

3

4

現在感染者数

14,171

15,734

17,226

18,213

18,923

累計隔離解除数

53,952

54,774

55,542

56,046

56,551

1月7日緊急事態宣言発布

20211

12

13

14

15

16

累計

77,133

78,566

80,068

82,069

83,878

 当日

970

1,433

1,502

2,001

1,809

入院数

3,427

3,266

3,133

3,020

3,058

 うち重症数

144

141

135

133

136

自宅隔離

8,452

8,414

8,837

8,852

8,431

施設隔離

1,009

981

908

879

859

調整

6,141

6,546

6,575

7,046

7,531

死亡累計数

691

704

707

717

720

 当日

2

13

3

10

3

現在感染者数

19,029

19,207

19,453

19,797

19,879

累計隔離解除数

57,413

58,655

59,908

61,555

63,279

 

[ 2021年8月 4日 ]

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※記事の削除等は問合せにて。

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