「コロナで拡大路線からの急転落」「恒大集団破産は悲劇の序章」ほか/倒産・不況ニュースピックアップ
「機内食」で軌道に乗った食品卸業者の倒産、コロナで拡大路線からの急転落
ムツミグローバルフーズネットワークは2007年7月に設立された食品卸業者。代表の前職でのノウハウなどを駆使し、短期間で仕入れ、販売ルートを確立させ、事業は軌道に乗った。特に機内食向けの取引がけん引し、13年6月期の売上高は約11億7800万円と、創業6年で年商10億円を超えた。
“恒大集団破産”は悲劇の序章。富裕層を粛清する習近平「共同富裕論」が中国住宅バブル大崩壊をまねく当然の理由
中国不動産開発企業で第2位の規模である中国恒大は、倒産の瀬戸際に立たされている。
現状は、手持ち資産の切り売りで何とか命脈を保っている状態だ。金融市場は、すでに倒産を前提にしている。株式や債券の相場も、目一杯売られている。
中国における不動産開発は、地方政府の財政と密接に絡んできた。地方政府は、土地国有制を背景にして、不動産開発に不可欠な土地売却収益を主要財源にしてきた。こうして、不動産開発ブーム(正しくは、不動産バブル)によって、地方政府も大きな利益を得てきたのである。
酒類提供自粛など新型コロナの影響が居酒屋を直撃、9割が減収
東京商工リサーチは9月10日、2020年度「居酒屋業績動向」調査結果を発表した。
新型コロナ感染拡大に伴う緊急事態宣言は、19都道府県で9月30日までの延長が決定した。一方で、酒類提供を含む制限緩和の議論も始まったが、居酒屋の経営環境は厳しい状態が続いている。
「機内食」で軌道に乗った食品卸業者の倒産について、ネットの反応では・・・
「いくら業績が良かったとはいえ、借入金が大きすぎた」
「リスクヘッジができてなかったのでは?」
「もっと政治家に金を渡しとけば・・・なんて」
「どこもコロナなんて予想はしてないが、いつなんどき何があるかわからないのはどこの会社も同じ」
「後継者問題はどこも頭かかえてるね」
などの声が上がっている。