アイコン ワクチン接種率 全体57%完了、12歳未満除き64%完了 秋の行楽シーズン到来

ワクチン接種は日々増加している。接種完了者も7,249万人に達し、率も57.7%に達している。さらに接種しない12歳未満を除けば接種完了率は64.3%に達する。
ただ、優先接種した医療従事者等と高齢者を除く「一般」の接種完了率は41.9%、12歳未満を除けば28日にも50%を超えてくる。
ワクチン接種効果も高齢者の感染構成率や死亡率に顕著に現れている。ただ、9月は8月に比べ接種数が2割減少しており、肝心の感染世代層である20代・30代の接種スピードが落ちてきている。

これまでの感染者数の減少の最大要因であった宣言効果は、10月1日から宣言は、蔓延防止措置に移行せず、いきなり全面解除となる。
しかし、穿った見方をすれば、政府が解除条件とした入院率は、病院は現在ガラガラ状態であるにもかかわらず、新規感染者の入院に高いハードルを設定したまま入院させないことでクリアしている。

本来の疫病法に基づき防疫対策を実施している和歌山県では、9月22日現在、現在感染者数が96人、病床利用率100%、施設利用率12%、自宅隔離者0となっている(厚労省発表値/疫病法では、感染拡大を防止するため全員入院させ隔離することになっている)。

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また、陽性率にしても検査数を増加させればいくらでも陽性率は下がる。厚労省が発表している検査能力に対する検査数は1/8以下になっており、増減幅はどうにでもなる(9月25日現在、検査能力334,536件/日、25日(土)の検査数57,985件、陽性者数2,674人、陽性率4.61%/26日厚労省公表値)。
 
これまで、宣言効果とワクチン効果の相乗効果により感染者数が大幅減少しており、一方の宣言効果が10月からなくなり、防疫対策は都道府県の防疫対策に委ねられることになる。
旅行も10月から秋の行楽シーズン到来、
最初に観光客の増加が始まる北海道の今後の感染動向に留意する必要がある。昨年の北海道の秋は、10月下旬から感染者数が増加し始め、旭川市の病院クラスターパニックも昨年11月だった。

デルタ株での2回目接種後2週間経過後のワクチン有効率は88%(接種完了者の12%に感染リスクあり)、1回目の接種での有効率は30%台しかない。
9月27日首相官邸の公表分ではまだ2回接種していない人は5300万人もおり、いくらでも感染拡大の余地は残っている。
接種しない12歳未満の児童・幼児でも感染すれば、その家族などが感染するリスクがある。
 第5波の感染拡大は7月の東京五輪での4連休、旅行により延3007万泊が記録され、新コロナ後最大となっている。感染力が強いデルタ株を前に、これが引き金となり全国で感染が爆発したもの。
 10月からの行楽シーズン、同じことが生じないように祈りたい。


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緊急事態宣言と感染者数

 

発令日感染者数

解除日感染者数

各波の

 

発令日

感染者数

解除日

感染者数

感染数

第3波

17

7,642

321

1,516

197,199

第4波

425

4,601

620

1,307

221,495

第5波

712

1,504

101

2,134

875,359

・発令は最初の都道府県への発令日、解除日は全面解除の日

・第4波解除は沖縄県除く解除日、

・第5波の解除数はまだ未経過のため926日の分を掲載

・第5波の波の感染数は未経過のため927日現在としている

 


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ワクチン接種状況 首相官邸版から算出

2021年9月27日官邸公表分

日本の人口

125,570,000

 

 

全体接種総回数

159,494,782

127.0

 1回以上接種者/人口比

87,000,853

69.28%

 2回接種完了者/人口比

72,493,929

57.73%

うち医療関係者・人口

6,550,000

 

医療従事者と介護者等含む。接種率は非常に高い。

 接種総回数/百人当り

12,294,115

187.7

 1回以上接種者/人口比

6,532,164

99.73%

 2回接種完了者/人口比

5,761,952

87.97%

うち高齢者・人口

35,750,000

 

接種率は非常に高い

 接種総回数/百人当り

64,121,785

179.4

 1回以上接種者/人口比

32,305,100

90.36%

 2回接種完了者/人口比

31,816,685

89.00%

うち一般・人口

83,270,000

 

デルタ株はこの層を襲っている

 接種総回数/百人当り

83,078,882

99.8

 1回目以上接種者/人口比

48,163,589

57.84%

 2回接種完了者/人口比

34,915,292

41.93%

うち一般・12歳未満除く

70,470,000

 

11歳以下は1280万人

 接種総回数/百人当り

 

117.9

 1回目以上接種者/人口比

 

68.35%

 2回接種完了者/人口比

 

49.55%

高齢者だけ除いた人口

89,820,000

 

11歳以下と医療従事者含む一般接種

 接種総回数/百人当り

95,372,997

106.2

 1回以上接種者/人口比

54,695,753

60.89%

 2回接種完了者/人口比

40,677,244

45.29%

全体で12歳未満除く人口

112,770,000

 

12歳未満除く

総接種総回数

159,494,782

141.4

 1回以上接種者/人口比

87,000,853

77.1%

 2回接種完了者/人口比

72,493,929

64.3%

1回目未接種者数

38,569,147

30.7%

 

2回目未接種者数

53,076,071

42.3%

 

 

・人口は総務省発表の202111日推定人口による。

・一般には学校・大学・職域・職場接種を含んでいる。接種しない12歳未満約1280万人を含んでいる。

・医療従事者等は730日までの分を82日までしか開示しておらず、その後の接種は一般にカウント。当初480万人でスタート、その後一部介護者等増加していた。

・接種数の報告は接種の各自治体からタイムリー行われておらず後追い集計となっている。

・第6波の可能性は、①接種しない12歳未満者数(人口の約1割)、②①除き1回接種者含む完了者数、③ブレークスルー者数(接種完了者の12%) 、④完了者で2週間未経過者数、⑤中和抗体減少者数(接種完了後5ヶ月経過した人)、以上の感染リスク者の数が都市部にどれほどいるか、大都市人口の40%以上いたら、その大都市では発生する可能性がある。それに加え、大幅規制緩和による影響も悪材料となる。

 

[ 2021年9月28日 ]

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