追報:石油卸の「中央興産」ほか1社/破産手続き開始決定 <北九州> 新型コロナ関連倒産
続報。石油卸の中央興産(株)(所在地:福岡県北九州市若松区浜町1***)と、関連の千石物産(株)(同所、同代表)は9月14日付、福岡地裁小倉支部において破産手続きの開始決定を受けました。官報より参照。
停止時の負債総額は2社合計で約11.7億円。
中央興産(株)の資本金は3150万円。
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同社は昭和23年3月に設立、中央興産(株)は主に船舶向けに石油類を販売するほか、同業者への卸販売も手がけていた。しかし、競争激化で卸販売が大幅に減少、同社の販売は激減、昨今の原油価格の高騰、新コロナによる販売減などから経営不振に至り、資金繰りにも窮し今回の事態に至った。千石物流は連鎖した。
破産管財人には、山上知裕弁護士が選任されているとのこと。
破産債権の届出期間は令和3年10月29日まで、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和3年12月14日午後2時。
事件番号は令和3年(フ)第433号・第432号となっています。
既報記事
石油卸の「中央興産」ほか1社/破産手続き開始決定 <北九州> 新型コロナ関連倒産
[ 2021年9月29日 ]
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