追報:元温泉旅館経営の「駒の湯」/破産手続き開始決定 <長野> 旅館は別会社で継続中
続報。温泉旅館経営の(有)駒の湯(所在地:長野県木曽郡木曽町福島***)は9月16日付、長野地裁松本支部において破産手続きの開始決定を受けました。官報より参照。
停止時の負債総額は約3.5億円。
同社は木曽古道 ぬくもりの宿「駒の湯」として知られる老舗温泉旅館。客室数は16室と限られ団体客より個人客中心の集客だった。
しかし、バブル崩壊、リーマンショックから消費不況が続き、同社の売上不振は続いてきた。
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宿泊旅館はインバウンド効果に好調に見えても一部の観光地であり、多くの観光地の温泉旅館では不振は続いている。
そうした中、発生した新コロナ惨禍により、同旅館の集客はさらに落ち込み、今回の事態に至った。
旅館は、事業を分割し、新設会社に譲渡して再スタートしている。
破産管財人には、神戸美佳弁護士が選任されているとのこと。
財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和3年12月15日午後1時30分。
事件番号は令和3年(フ)第146号となっています。
既報記事
追報:木曽 (有)駒の湯(長野)/自己破産へ 事業分割で7月にも再オープンへ
[ 2021年9月29日 ]
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