株主が強欲だと企業が倒産しやすくなり、皆が不幸になるのはなぜか

企業が日常の活動で必要とする決済資金等を現預金として持つのは当然ですが、実際には企業はそれを超えて現預金を持っています。それは、万が一の場合に資金繰りが破綻して倒産してしまわないように、余分に現預金を持っているからです。

現在の日本のように、借入金利が非常に低い場合には、企業がそれを超えて過剰な現預金を持っている場合もありますが、本稿はそのことには触れず、適正な現預金の水準について論じることにしましょう。

中国バブルが崩壊？恒大問題の先に待ち受ける真の危機

3000億ドルに上る負債を抱える中国の大手不動産会社、恒大集団が危機に瀕している。倒産が間近に迫っており、世界の投資家を悩ませているのだ。

アナリストらがとくに注目しているのは、中国政府がこの問題の拡大をうまく抑え込み、欧米型の広範な金融危機に波及するのを防げるかということだ。

中国政府には3兆ドルを超える外貨準備高をはじめとする豊富な資金があり、裁判所の長期にわたる審議を待たずに再建条件を決定することができるため、それを実行せずに危機を拡大させる結果に賭ける者はほとんどいないだろう。

中国バブルが崩壊？について、ネットの反応では・・・

「やっと中国崩壊の本が当たったか」

「日本の二の舞にはならないっていってたのに・・・」

「中国だし崩壊するくらいなら個人見殺しでしょー」

「民主国家と同じに語ってはいけない、中国は人権がないのだから」

「見出しとしては何百回もみたけど、今回ばかりは本当に危なそう」

などの声が上がっている。