「10月の旅行業倒産ゼロ」「後継者難倒産が累計309件」ほか／倒産・不況ニュースピックアップ
入居者の死亡、破産、逮捕まで…
2020年4月に発出された1回目の緊急事態宣言以降、家賃滞納リスクが顕在化する賃貸契約が増加し、保証会社のニーズが高まっている。しかしその一方で、家賃滞納が発生したにもかかわらず、肝心の保証が適用されずに、家主が想定外の不利益を被るトラブルも増えているという。「不測の事態が起きた時に頼りになってこそ保証会社です。ぜひ本物の保証会社とそれ以外を見極めてほしい」と力説するのがフォーシーズ代表取締役社長の丸山輝氏だ。
2021年10月の旅行業倒産はゼロ
東京商工リサーチによると、2021年10月の旅行業の倒産はなく、2020年12月以来10カ月ぶりのゼロとなった。しかし、2021年1～10月の累計倒産件数は25件(前年同期24件、前年同期比4.1％増)で前年を上回り、コロナ直前の2019年通期とすでに並んでいる。
後継者難倒産が累計309件、年間最多を更新する可能性も
2021年1月-10月の『後継者難』の倒産は累計309件（前年同期比2.6％増）に達し、年間最多だった2020年の372件を超える可能性が出てきた。倒産全体（5,016件）に占める構成比は6.1％で、前年同期（4.5％）を1.6ポイント上回って推移してる。
産業別の最多は、サービス業他の68件（前年同期61件）で、『後継者難』倒産の約2割（構成比22.0％）を占めた。次いで、建設業58件（前年同期65件）、製造業55件（同51件）と続く。
後継者難倒産が累計309件について、ネットの反応では・・・
「うちの会社もワンマンだし上が亡くなれば終了だわ」
「行政でどうにかなる問題でもなさそうだよね」
「なんとか次につながる施策とみつけて欲しい」
などの声が上がっている。
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