大量残のアベノマスク8130万枚113億円相当 介護事業者等へ定期配送へ
安倍政権が新コロナ対策で調達した布製マスク8130万枚が昨年度末の時点で配布されずに倉庫に保管されていた問題だ、その後、希望する介護施設などに配布されたマスクは2%未満の約140万枚にとどまり、厚労省はより多く利用してもらおうと無料で定期的な配送の受け付けも始めた。
昨年、政府は約2億8700万枚の布マスクを、分けの分からない業者も含め民間業者から調達したが、今年3月末時点で8272万枚=113億円相当が配布されずに倉庫に保管されていたことが会計検査院の調査で明らかになっていた。
倉庫代もこれまでに約6億円支払い、月7500万円もかかるという。
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このため厚労省は、これまでの配布方法に加えて、申し込む手間を減らそうと今月4日からは毎月の定期的な配送も受け付けている。
配送料もバカにならない。
税金で購入することから、誰の腹も痛まず、私腹を肥やす人が大喜びした案件。デジタル後進国の政権は、命にかかわる新コロナ接触アプリのココアにしても分けの分からないところに発注して機能不全状態。
厚労省の新コロナ感染者情報の統一システムも昨年5月から自治体に導入されたものの、まだ一部機能不全状態で、厚労省の職員たちは日々、自治体のHPを見て感染者数などを手作業で集計して発表している。緊急事態で責任を持ち作成する超大手のソフト会社に発注しないのはなぜだろうか。紐の関係だろうか。
[ 2021年11月 8日 ]
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